シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【三重県/伊勢市】ひふみの日に、伊勢神宮 内宮

以前はこんな場所にまで駐車場があったのでしょうか。

五十鈴川沿いの駐車場に車を停めて、さて内宮です。

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いつものお参りであれば必須な自転車も、今回は漕がなくてメチャクチャ嬉しい娘はピースサイン(笑)

 

橋を渡るとちょうど赤福本店の横。

正面には誘惑たっぷりのおかげ横丁
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節分の市の幟があり、初めて知りましたが毎年1月下旬から2月上旬までの間、開催されているようです。

 

時刻はちょうどお昼前。

内宮へのお参り前に、少し腹ごしらえ。

 

前回も利用した『ふくすけ』さんで伊勢うどん
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関西産まれ関西育ちの私達夫婦としては、『コシの無いうどんなんて!』で当初は倦厭していたのですが、数年前のお参り時に『食わず嫌いはいかんな』、と食べてビックリ美味しかったのです。

以来、伊勢うどんのファンです(笑)

 

食べる以前は濃ゆい醤油色にまんまと騙されていたのですが、半信半疑で食べてみてビックリ、お醤油が美味しく、そしてコシのあるうどんだけがうどんではないと。

 

伊勢うどん伊勢うどん

コシのあるうどんとは全く別物。

 

と、伊勢うどんの特徴を丸ッと受け入れたらば、それはそれはとても美味しく、子供達にもとても好評でした。

 

こうして、『こうあるべき!』の思い込みからもっと自由になれれば、もっと生活は楽しくなっていくのだと思います。

そんなことが簡単にできる人はなんてことの無い作業なのでしょうが、いかんせん私は頑固で思い込みが激しく、なかなか丸ッと受け入れられないのが現実です。

 

さて、お腹も満たされ、誘惑満載のおはらい町をエイヤッ!と通り過ぎ宇治橋を渡ればいよいよ内宮の境内です。
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同じ格好で同じ歩き方の子供が二人(笑)
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手水舎の奥に少し気になる岩がありました。
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この日は曇天で、いよいよ雨がパラパラと振り出しとても寒い日でしたが、持って来ていた水晶とパワーストーン五十鈴川でお祓い。
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本格的に降る雨に、傘を差す人も増えてきて残念ながら我が家の傘は車のトランクで使ってくれよと出番を待つばかり(笑)
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神社の境内で柑橘の木を見かけることがありますが、伊勢神宮の参道でも1カ所ありました。
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なぜかこの木だけ柑橘。

 

柑橘の気に目を奪われながらも、鎮守の杜の木が気になります。
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あとで娘に聞きましたが、『出た!お母さんの病気』と主人と言っていたようで、私が木を撮影する姿はいよいよ病気だそうです(笑)

 

さて、お久し振りの参拝。

正宮におわしますのは天照大御神
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こんなことを言っては失礼なのかもしれませんが、以前のような感動はなく、ひとまず家族で来れたことに感謝して正宮を後にしました。

 

別宮の荒祭宮へ向かう参道で、通る人達が引き込まれるかのように集まっていた木。
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根元は沢山の人達が触っている形跡がありツルツルでした。

まるで賓頭盧さんのよう。

 

木に手を触れないようにと但し書きがされている神社もありますので、私は直接触ることはありませんが、そりゃあ、あんなに立派な木があれば触りたくもなりますよね。

 

いつも巨木を見るたびに、トトロに出てくる大きなクスノキを思い出します。

あの木にべったりと抱きつきたい気持ちは、それはそれはとてもよく分かります。

ですので、但し書きがなければゆったりと木の雄大さに包まれるのも良いのではないかと。

実際、参道の木に小さな子供がふれていてそれはそれはとても嬉しそうで、見ているこちらも嬉しくなりました。

 

さて、そんな光景を後ろ手に着いた先は天照大御神の荒御魂がお祀りされている荒祭宮
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これがまぁ、見ても分かる通りすごい行列でして、順番を抜かさずキッチリと並ぶのは日本人ならではの光景なのかもしれません。

 

ただ、お賽銭を投げている姿は悲しくもあり、お参りが生活に溶け込んでない現代であればお作法も分かりませんし仕方のないことですね。

私も分からず沢山無作法な事をしてきているはずですし、それは今もまだあるかもしれず、気付いて直せた時に初めて自分にとって必要な事だと分かるのでしょう。
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さて、お次は風日折宮橋を渡って、
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風雨を司る神、級長津彦命級長戸辺命がお祀りされている風折日宮。

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外宮では同祭神で風宮でしたが、内宮では風日折宮。

何か違いはあるのでしょうか。

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個人的に、風折日宮橋が外界との境界線のような気がして歩いていて楽しくなりました。

確か以前お参りに来た時も、この橋が気になったような気がするなと、歩きながらふと思い出し、ここ数年で急速的に色々な事が変わりましたが、根本的な『好き』はあまり変わらないのかもしれません。

 

さて、本格的に降り出してきた雨から逃げるがごとく足早に宇治橋へと向かう道中で、気になったこちらの一画。
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奉納されているお酒のラベルが色とりどりで面白く、飲めもしないのについつい見入ってしまいました。

 

その中で、珍しくイラストのモノがあり『るみ子の酒』とありました。

帰ってから調べてみると、女性杜氏 森喜るみ子氏が手がけられたお酒で、漫画『夏子の酒』で有名な尾瀬あきら氏が描かれたラベルだそうです。

CDのジャケ買いではないですが、(今時はもうそんなことはしないのでしょうか?)飲めるのであれば、お酒のジャケ買いなんかも楽しそう。

 

さて、今回家族揃ってひふみの日と言うこともあり、初めて伊勢神宮御朱印を頂いてきました。

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シンプルイズベスト!

 

ここからは冷えた身体を暖めるべく、参拝後のちょっと一服タイム。
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雨の降りしきる中、ぜんざいを食べたかったのですが考えることはみんな一緒ですね。

えーらいこっちゃの行列で、道を挟んで反対側の全く行列の無かった赤福本店で赤福をば。

 

この時点でちょっと時間が押し気味で、次なる目的地の伊雑宮もしくは瀧原宮へと頭を巡らせている最中、ふと視線を上げた先に目に入ったのがこちら。
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見事な精麻。

これだけの量の精麻を目にしたのは初めて。

 

とても無造作に架けられていますが、とてもスゴイものですよと周りの人に言うわけにもいかず、とりあえず家族に『これ、家の玄関にかけてる精麻と一緒やで。それもこんな大量な精麻はちょっとスゴイんやで!』と、一人で勝手に興奮して、興奮ついでにちょっと触らさせていただいて、それを娘に止めに入られるという始末(笑)

 

で、行き先が変更になりました。

精麻の上に『磯神社』の文字。

 

お次は予定を変更して、ザザ振りの雨の中、磯神社へGO!