一心寺の後、せっかくここまで来たのだからと耳にしたことはあっても、参拝したことのなかった今宮戎神社へ。
【今宮戎神社】
御祭神の一柱、稚日女尊様のお名前は神社であまりお目にかかることはありませんが、生田神社の御祭神。
先月時間が足りず断念した生田神社への参拝。
次回に繋がるとありがたしです。
今宮戎神社は都会の中に突如として現れる神社。
『後ろの高層マンションにも負けへんでー』と言わんばかりの狛犬さん。
こちらは打って変わって柔和な顔の狛犬さん。
何だか妙に色っぽく感じるのは私だけでしょうか。
本殿に飾られている鯛の絵。
一瞬、『魚拓みたい・・・。』と思ってしまいましたが、えべっさんは左脇に鯛、右手に釣り竿のお姿。
だからなのかと母と納得。
都会の中の今宮戎神社ですが、手水舎の周りの木々はとても豊か。
手水舎のそばには、福笹に付ける授与品の説明書きがありました。
福笹にたくさんぶら下げるだけで、テンションが上がりそうな可愛い授与品達。
打ち出の小槌を一瞬頂こうかと迷いましたが、無駄に振って遊んでいる私と息子の絵しか想像できず、ここはグッと堪えました。(1,500円)
阿波野青畝の句碑
奈良県に生まれ、大阪そして西宮へ移住され1992年に逝去。
西宮と言えば言わずと知れた西宮戎の西宮神社。
今宮戎神社と同じ戎ですね(^^)
阿波野青畝という方を初めて知りましたが、俳句雑誌ホトトギスの昭和初期の四S(山口誓子、高野素十、水原秋桜子)のお一人だそうで、高浜虚子に師事されていたとのこと。
この辺りは、国語の教科書で習ったような気がします。
さて、想像していた以上に広くない境内一度境内を出たものの、朱塗りの建物が見えて別の参道口から境内へ。
朱塗りの鳥居はないものの【稲荷社】
この稲荷社から見た本殿がこれがたいそう素晴らしく、表からの参拝だけで帰らずに良かったと母と同意見。
本殿の後方からもお参りできるようになっており、個人的には表よりもこちらの方がとても気持ちが良くスッキリとお参り出来る感じがしました。
後方とは思えない立派なしめ縄です。
さてこの後は、今宮戎神社出てすぐ後方にある神社へと。
つづきます。