シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【京都】行者山で石英と出会う

千手寺からあるくこと15分程。行者山へのハイキングコースの立て看板が見えてきました。

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行者山山頂まで0.9㎞とあります。

『楽勝、楽勝♪』思っていたものの束の間、
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歩き出して、数十メートルですでに置いてけぼり(笑)
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この方に励ましてもらいながら、エッチラオッチラ歩きます。
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でも、やっぱり置いて行かれた(笑)
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結構な急坂連続のハイキングコースでしたが、山頂に到着!
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山頂には大きな石がゴロゴロと点在しています。
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行者山というからには、役行者縁の何かがあるはず!とウロチョロするものの何も見つからず、
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その前に、苔があまりにも綺麗だったので、はいチーズ。

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ハイキングとは一生の友となりそうなので、トレッキングシューズを奮発して購入してみました。

 

さて、山頂から登ってきた道とは別の道を少し下ってみました。
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フレームに収まりきらないサイズの巨石。

磐座のようです。
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そして、もう少し下に降りてみると…

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祠のようなものを発見。

中に入れるようなので、恐る恐る中に入ってみると、

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役行者、前鬼、後鬼の像が安置されていました。
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そして、またもや少し下ってみるとまたしてもお堂を発見!
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奥に続いています。

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不動明王が安置されていました。

置かれている木札に、『根本山 神峯山寺』の文字が。

神峯山寺は日本最初の毘沙門天安置のお寺で『毘沙門不動護摩』の祈祷があり、開創は役行者
山伏さんが修行の為、ここ行者山へ来られたのでしょうか?
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それにしても、大きな岩です。
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また何かを発見したようで、更に下っております。
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お像が巨石の間に安置されていました。

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まだ進むようです。

下った分だけ上らねばならず、いささか帰りが心配なのは私だけ(笑)
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鳥居がありました。
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どうやら、別の登山道からであればこちらの鳥居を潜って先程の磐座ゾーンを下から周ることが出来るようです。次回はこちらの登山道から来ることに早々に決まりました。

このあと山頂でまたもや子供達があるもの見つけて、大人も子供も大満喫の行者山。

来た道を戻り、山頂で拾ったものと、行きに千手寺参道で拾ってお清めして置いてきたものをドッキング。

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そんな姿を、千手寺から出てこられたボーイスカウトの一団の最後尾の方に見られ『もしや、鉱物探しですか?』と声をかけられてしまいました。

お話しによると、行者山は鉱物採取の山としてとても有名なそうで、全国から鉱物マニアがこぞって訪れる地だそうです。

ただし、乱獲をするなどマナーを守らない方も多いようで、立ち入り禁止区域があると聞きました。

そんなこととは全く知らず、『なんかすごい綺麗な石見つけた!』と行きの参道で鼻息荒く歩いていた息子。その割に、その石が重く歩く足取りも重かった息子ですが、山頂でまた石を見つけるや否や、テンションMaxになった息子(笑)

ビックリしたことに、行者山ハイキングの前日にたまたま借りた1冊の本がこちらだったようです。

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なんだか面白シンクロです。

 

帰り道は、息子が手にしている石を一目で『石英やね』と教えてくれたおじ様と、鉱石談義の楽しい時間。どこから来たのかと尋ねられ、高槻市だと答えると実家が高槻だそうで、高槻のその地名を聞いたところ、これまた前日訪れていた土地だった為ビックリ仰天続きの会話となりました。『この後、予定が無ければ色々と案内するんやけどねー。』ととても気さくな方で、せっかく来たのだからと行者山にある大谷鉱山の入り口を教えていただきました。

許可は事前に取られているとのことで、ありがたい申し出に少し覗いて来ました。
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入り口は施錠されているのでもちろん中には入れませんが、声が反響する感じといい明らかに奥に長く続く道が想像出来ました。


その入り口横には、比較的新しいであろうと思われる弁財天の像が不自然な感じで安置されていました。
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この像の裏手に、干上がって入るもののとても大きな溜め池のような窪地があり、その池と関係があるのでは?と今、このブログを書きながらふと思いました。

弁財天と水が繋がります。

 

さて、まだ時間はあります。

お次は行者山近くでふと目についた神社へお参りです。