シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【京都】白石神社で、太鼓の音にみかんのお土産

法厳寺から川沿いに白石神社まで下りてきました。

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前回、牛尾山の八大龍王社を訪れていた際、とても気になっていた神社です。

【京都】八大龍王社と巨岩 - シロンプトンでパンとお参りと

 

白石神社の近くに水車があるのですが、(側に音和そばというお店があるので、以前は今も?蕎麦の実を挽いているのでしょうか?)
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その水路に置いてある三猿がとてもユニーク。
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見ざる、聞かざる、言わざるなはずなのに、

 

 ・指の隙間からちょっと見てる

 ・耳を抑えた手は片方だけで、やっぱり話が聞きたい

 ・言わざるは我慢して口を押さえてはいるものの、足元が我慢出来なさそうな様相

 

人間の本性が表れているようで面白い(笑)

 

さて、お目当ての白石神社へやって来ました。
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白石神社の御神体は、幅6メートル、高さ4メートル、奥行き3メートルの巨石です。
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参道から右手に見える鉄塔は先程まで居た、琵琶湖を望んだ場所。
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参道を進みます。
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【御祭神】伊弉諾命、伊弉冉命
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鳥居をくぐる前から聞こえてきた太鼓の音に誘われるように、鎮守の森へ。
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階段を上がった先には人だかり。

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その手前、巨石を拝見しに来たはずが、立派な木に先に出会いました。
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堂々たる立ち姿。
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間違いなくご神木の杉の木。
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天狗杉の大杉坊が立ち寄られる場所だとしても何の不思議もありません。
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【拝殿手前の由緒書き】
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狛犬さんと後方に手水舎
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こちらの狛犬さんも尾っぽをあげた同じポーズ。
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拝殿から沢山の地元の方と思われる方が下りて来られ、入れ替わりに拝殿へとお邪魔させて頂きました。
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何てたくさんのお供え物!
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左手には太鼓が置かれており、先程聞こえてきた太鼓の音の正体はこちらかと。

 

お社左手の狛犬さん

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そしてお社右手にご神体の磐座。
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磐座の足元には水路があり、上方から水が流れてきています。

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水源はお社の後ろにあるお山からのようです。
(娘がどうしても入りたがる(笑))
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そうこうしているうちに、祝詞と共に煙が上がり護摩焚きが始まりました。
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炎が上がり、煙に包まれる境内は何とも幻想的な雰囲気です。
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気になっていた磐座が拝見でき、更に思わぬところで御神事も拝見することができ、娘と二人境内を後にしようとしたところ、法被を着ている方から『どうぞ。』とみかんを頂いてしまいました。

地元のお祭りに突如入らさせてもらったような形になってしまった為、地元民ではない旨遠慮したのですが(どうみても登山な恰好ですので見ただけで分かりますが(笑))、『お参りして下さったので。』とのこと。

ホクホクした気持ちで、ありがたく頂いてきました(^^)

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鳥居内と外では雰囲気が一変します。
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3つのシンクロに従って、牛尾山法厳寺とその裾野の白石神社へのお参りとなりましたが、終始とても歓迎されているような感じがしました。

 

以前の私であれば、そんな恐れ多いこと、そんなうぬぼれ・・・。などとよく言えば謙虚?悪く言えば自己否定の塊でしたが、なんでしょうか、そのまま受け取ってしまえば『よう来たな。』と言われているような、そして相手が神様であれ、人であれ『よう来たな。』と言われれば嬉しいものです(^^)

 

自分の感じたことが自分の全てであり、その全ては自分がどう見るかによっていかようにも変わり得ること。
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あまり難しく考えず(私は左脳バリバリの論理的思考の塊です(笑))、

 

 ・感じたことをそのままに信じて行動する

 ・思い違い、失敗を恐れずに全ては自分の責任

 ・目に見えないことを恐れずに


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頂いたみかんは我が家の神棚もどきにお供えしました。
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白石神社へお参りに行った私と娘とは珍しく別行動の車で待機していた(寝ていたともいう(笑))主人と息子。

それでも気付けば人数分のみかんを頂くことが出来ました。

喧嘩しないようにとのことでしょうか(笑)

 

いよいよ12月に入り、今年も残すところあとわずか。

今年はありがたいことに毎週のようにお参りに行くことができ、このような流れになったことは私の一存、私の我儘ともいえる強引さだけでは無しえなかったこと。

 

我を通さずとも必要であればその流れに乗れること。

人や物事を、自分の思うがままにコントロールしようとしない。

 

ひとっ飛びに聖人君子になれるわけでも、人格者になれるわけでもありませんが、今出来ることを淡々と、一つづつ。

 

以前より自分を信じることが出来るようになったお参りとなりました。