祓戸神社から本殿への参道に1本の立派な木。
そして、立派な注連縄がかかった総門。
御祭神は、大山祇命、積羽八重事代主神[つみはやえことしろぬしのかみ]の御二柱。
御二柱の神を総じて三嶋大明神。
事代主神様は、恵比寿様とも称されるようで、授与品にあった恵比寿様のお守りが不思議で仕方なかったのですが、今納得しました(笑)
(そして、鈴の音が綺麗でしたので頂いて参りました。)
【神門】
【舞殿】
舞殿は修復された箇所があり美しい白木。
ただ、年を経た木の美しさもあり、いずれにしても木の美しさには変わりありません。
【本殿】
本殿左手に【若宮神社】
この時点で8時半にもなっていなかったと思うのですが、参拝客は途切れることなく。
このあと、ドーン!と大きな太鼓の音が鳴り響いたかと思うと、神職の方が続々と四方八方から本殿へと向かわれ、一斉に祝詞を奏上され始めました。
巫女さんも数名参加され、それはそれはお腹の底に響くような祝詞の大奏上。
朝からとてもありがたい気持ちになりました。
授与所で気になったこちらの幸福おみくじ。
十種類の縁起物が入っているとのことで、ちょっとワクワク。
私が今一番欲しい縁起物が入っていました!やった!!
【神馬舎】
こちらは矢田部盛治さんという方の銅像で、東海大地震で倒壊した社殿を10年の歳月と16,677両という巨費を投じて見事に復興された方だそう。
『お金があるから出せる』というのも一理ですが、お金があっても出さない人は出しません。
出すと無くなる恐怖から、出さない。出せない。
傍から見ていくら裕福に見えても、減るのが怖い。
少し前のニュースに、巨万の富を得た方が、株が暴落したか何かで資産が減った事がショックで自殺したとありました。
それでも、生涯使いきれないくらいの資産が残っていたそう。
お金は大事ですが、お金に執着してお金に振り回される人生であれば、果たして本当にそこまでして守らなければならないものなのでしょうか。
お金との付き合い方はよくよく考えなければなりません。
矢田部盛治さんに感謝です。
こうして三嶋大社さんへお参りさせて頂くことが出来るのですから。
神馬舎のそばに、ちょっと面白い形の石がありました。
案内板によると、左側の大きな石に源頼朝公が、右側には北条政子様が腰かけられたそうで、ご自由におかけくださいとありましたので、一人喜んで腰かけました。
オバサンが一人石に腰掛けて見た風景。
源頼朝公が腰を掛けられた石は背もたれバッチリでした。
境内を巨木に誘われて歩いていると、こんな一帯が。
鹿さんが沢山!
フェンスが張られていますので、奈良公園のようにどこにでも鹿さんがいる状態ではありませんが、フェンス越しに餌やりが出来るようになっていました。
神社にお参りに来て、動物に会えると何だか嬉しいですね。
こちらの近代的な建物は宝物館。
そばには三嶋大社の扁額が飾られており、以前掛けられていたものなのでしょうか。
先程の神鹿園へはこの木に誘われました。
宝物館を抜けたところにあるのですが、とても素晴らしい木でした。
宝物館から見た神門の方角。
境内は朝ということもあって清々しいのでしょうが、とても気持ちの良い空間。
【芸能殿】
こちらの芸能殿は年間を通じて様々な奉納芸能が行われる場所のようです。
総門から大鳥居を望む。
真っすぐに伸びる参道は見るも良し、歩いても良しの清々しさ。
総門を出て、今歩いてきた参道を望む。
今見てもとても清々しい参道。
こちらは狛犬さん。
想像していたよりも新しい狛犬さんで、地震の際に破損してしまったのかもしれませんね。
さて、ここからは摂社へのお参り。
つづきます。