下社をあとに、お次は中社へと参る予定が左折するべき道を過ぎてしまいそのまま直進。
上社へとやってきました。
先程とは打って変わってとても真新しい社殿。
それもそのはず、大滝ダムの建設に伴い山間部の今の地へと平成10年に御鎮座されたばかりだそう。
こちらの手水舎の龍は、よく見かけるタイプの龍。
下社の龍はやはり別格。
下社の龍
↓
やっぱり何度見ても面白い(笑)
上社はご覧の通り、見渡す限りの山と空。
まるで天空の城ラピュタのよう。
こちらは奉納されていたお酒。
八咫烏とあり、この後偶然にも八咫烏神社があることを知り、参拝へのご縁となっていれば願ったり叶ったりです。
こちらは拝殿内。
右手には、奉納されたであろう迫力満点の龍神の絵。
その上の黒馬と白馬の絵は、天皇の祈雨と止雨の祈願と関係があると奈良新聞のデジタル版に下記記載がありました。
雨が降ってほしいときには黒毛馬を、晴れてほしいときには白毛馬を奉納しました。奉納された馬は、その地に放牧されたと記録があります。実はこのような特別な馬を奉納したという記録は、丹生川上神社と京都の貴船神社の2社のみと言われています。
雨の祈願の際には、黒毛馬。
晴れの祈願の際には、白毛馬。
雨、晴れ
黒、白
対称的な関係。
丹生川上神社上社の御祭神は高龗大神(たかおかみのおおかみ)で、貴船神社と同じ神様。
それ故に、天皇は祈雨、止雨の神様である高龗大神がお祀りされている丹生川上神社上社と貴船神社のみに馬の奉納をされていたのかもしれません。
国家を挙げての祈願。
そのように考えると、丹生川上神社はとても重要な神社であったのではなかろうかと思われます。
反対側には赤富士に白龍と思われる絵。
まるで日本の国旗のような配色。
境内の一画には、大滝ダムの底に沈んだ丹生川上神社上社を遥拝する場所がありました。
その横手で記念撮影。
息子よいつもありがとう(笑)
この日は秋分の日。
良く見ると日の丸が掲げられていますね。
日本人として、日の丸の国旗に誇りを持ちたいと、年々強く感じるようになりました。
自国を知らずして他国のことは分からず、自分を愛せない人は他人を愛することは出来ないことと同じ。
良い意味で誇りを持つことは大事だと思います。
拝殿の左手には摂社がずらりと。
写真はありませんが、上社でもお水を頂ける場所があり、ペットボトル入りのお水も社務所に置かれていました。
すぐにでも飲みたいという息子の為に、我が家は自宅用2リットルと息子用の500㎖を購入し、自宅用は勿体なくてまだ飲んでいない状況です(笑)
日持ちもしますし、非常用のストックに。
こちらは上社で頂いた御朱印。
あまり見かけない龍の横顔が可愛らしい。
さて、ここからは更に降り出してきた雨の中、中社へと向かいます。
つづきます!