昨夏、初めて参拝した観心寺。
そして、大好きな楠公さんの幼少時代の学びの場でもあった観心寺。
前回の参拝時にお寺の方に一年の厄払いが出来ると教えていただき、年明けを待っての参拝です。
楠家の家紋、菊水紋。
今日の目的の一つはこちらの星塚巡りですが、まずは本堂でご挨拶。
お正月ということもあって人出で賑わっており、前回のひっそりとした境内とはまた違った趣。
お堂の中には秘仏である御本尊の如意輪観音様がお祀りされており、心静かに手を合わせます。
さて、本日の目的の一つでもあるこちらの七福神のおみくじ。
(どの七福神にしようか悩むの図)
前回の参拝時に息子がえらくこちらの七福神さんを気に入り、であれば七福神が揃うまで家族で参拝しようと、私にとってはとても嬉しい流れとなりました(笑)
今回は珍しく娘も七福神のおみくじを引きたいとのことで、二福神を我が家にお迎え。
いずれ七福神が全て揃った暁には、息子にプレゼント。
大事にしてくれればと思います。
こちらは横から見た本堂。
この日はとっても良いお天気。
前回参拝時には開帳されていなかったこちらの建掛塔の扉が開けられておりました。
なんとなく正面からの撮影は憚られ、裏手から一枚。
大日如来がお祀りされており、手を合わせてきましたが大願成就の御利益があるようです。
いつか大願成就となれるよう、今は頑張るしかありません。
【開山堂】
こちらも前回は扉は閉じられておりましたが開帳されており、道興大師がお祀りされており、新規開拓の御利益があるとのこと。
道興大師は空海さんの筆頭弟子であり、空海さんが北斗七星を観心寺に勧請後、観心寺を造営された方でもあります。
その際、道興大師に伽藍建立を拝命されたのが淳和天皇であり、淳和天皇といえば第四妃に真名井御前(如意尼)がおられます。
真名井御前は後に出家され、空海さんから如意尼の法名を頂き、兵庫県にある神呪寺を開基された方。
観心寺の創建は役行者。そして、空海さん、淳和天皇、如意尼のキーワードが繋がり、御本尊は日本三大如意輪観音のうちの一つ。
神呪寺は如意尼が開基。御本尊の如意輪観音は空海さんが彫られたと伝えられており、こちらも日本三大如意輪観音のうちの一つ。
見えない糸で繋がっているようなこの感覚がとても面白く、この数年、空海さん、役行者、瀬織津姫神、不動明王、如意輪観音、聖徳太子を巡る流れになっています。
ただ、そうは言っても私にはよく分からなく(^^;
流れに身を任せ、こうしてお参りさせて頂けるだけで感謝です。
御利益は勝ち運上昇、万難突破といかにも楠公さんらしい御利益。
どこまでも潔く、格好良い御仁です。
では、ここからは一年の厄除参り。
空海さんが勧請された北斗七星を順に巡っていきます。
【1貧狼星・子】
【2巨門星・丑亥】
【3禄存星・寅戌】
(またしても同じ格好の二人(笑))
【4文曲星・卯酉】
【5廉貞星・辰申】
【6武曲星・巳未】
【7破軍星・午】
そして最後に、鎮守堂の訶梨帝母天(鬼子母神)へ参拝して一巡。
この日はお正月三が日中ということもあってか、前回には無かった露店が数店あり、りんご飴(私はこれが昔から大好きです。)にタコ焼き、ベビーカステラと子供達は大満足で、息子が一言『このお寺は大好きやから、また来たいわ!』と、明らかに露店効果大(笑)
次回の参拝時に露店があるかどうかは分かりませんが、自分にとって相性の合うお寺や神社が見つかれば、参拝することへのハードルは下がるのではないかと、息子を見ていて感じました。
家族に強要されてイヤイヤ行く場所ではないですしね。
参拝を通して、何かが残れば良いなと思います。
今回の参拝で私に残ったのはこちらのお塩。
息子が前回の参拝時に七福神を気に入ったように、私は前回の参拝時でこちらの塩がいたく気に入りました。
4ヶ月ほどで1キロが無くなり、新たに頂いてまいりました。
家族の健康、家土地の浄化、神棚へのお供えにとフル活用です。
さてお次は、楠公さん繋がりで観心寺に行くなら是非ともセットで参拝したかった場所へ。
つづきます!
楠公さんありがとうございました☆