さてさて大楠を後に、お昼ゴパンが見つからないまま河内長野市駅に着いてしまい、この時点で13時過ぎ。
このまま南海高野線に乗って同じルートを帰るのも面白くなく、であれば大阪市内を通らず近鉄長野線沿いに河内長野市のある南河内から、八尾市、東大阪市のある中河内、そして出来ればそのまま北上し大東市、門真市、守口市、寝屋川市のある北河内を通り、三島地区にある高槻市内へと計画を立ててみました。
画像は下記ブログ『古ぃ靴フリーク【Freek2Freek/ふりーくつふりーく】』さんからお借りいたしました。(ネーミング最高!)
ひとまずの目標地点は、近鉄線と並行している170号線をひたすら北上し、おおさか東線の久宝寺駅を目指すことに。
さらば南海高野線!
写真を撮った時間をブログ掲載時に初めて知りましたが1331。
主人と息子の誕生日の数字を合わせると1331
娘と私の誕生日の数字を足すと1331。
私の生まれた時間は1331。
大好きな楠公さんと後醍醐天皇からのサインのような気がしました。
さて170号線沿いを黙々と走っていると右手山間部に見えてきたのは昨秋参拝した瀧谷不動尊。
この時点で走行距離は4キロ程。
自宅までの60キロには程遠く、ひたすら170号線沿いを北上します。
こちらは車で奈良に行く際、毎回『何故同じ並びに?』と不思議で仕方ない羽曳野市にあるマクドナルドと、後方に見えるモスバーガー。
170号線沿いは幹線道路と交差する箇所も多く、道路を渡ろうにも横断歩道ではなく歩道橋。
確実に5回は歩道橋の上り下りをしましたが、これが地味に疲れました。
さて羽曳野市を過ぎて、何か目印になるものはないかと走っていると大きな河が。
大和川に架かる橋を渡ると八尾市に突入です。
ここからが、まぁ本当に長かった。
八尾市は広い。
走っても走っても八尾市(笑)
足繁く通った時期もあった三井アウトレットの花ぽ~とブロッサム。
今年の3月12日に閉館となってしまいました。
アウトレット、全く行かなくなったなー。
そしてこちらは今年の8月にオープンしたばかりの門真市にあるコストコ。
いよいよ北河内に突入です。
自宅迄の完走が現実味を帯びてきて、急にお腹が空いてきました。
気付けばこの日は朝ご飯を食べたっきり。
道中お店はありましたが、止まってしまうともう走れないような気がしてひたすら走り続ける事3時間。
門真市駅構内に入ったところ(駅構内に自転車と歩行者の通る道が分かれて存在しています。)何やらいい匂い。
たい焼き!
あんこの甘さが疲れた身体に『これでもか!』と染み渡るお味でした。
さて寝屋川市の国道太間を過ぎ、安威川を越えるといよいよ三島の地、摂津市に突入です。
淀川新橋の上から沈みゆく夕日を一枚。
ここから自宅まではあと10数キロ。
1時間もあれば帰れる距離です。
いよいよ陽も暮れてしまった18時前に、60キロを4時間半かけて自宅に到着。
達成感というよりは意地で走った感がありますが、久々の長距離サイクリングは溜まったものがスッキリ出たような清々しさを感じました。
今回ふと思いつきで河内長野市から自転車で帰ることになりましたが、なぜそうなったのか今回ブログにすることでようやく分かりました。
太子町と河南市
私には聖徳太子とイエスキリストとしか見えず、今回河内を通るルートを選んでいなれば、そして自転車でなければ気付かなかったことです。
周辺を少し調べてみたところ、付近には気になる神社に史跡、空海さんの匂いも感じられこれはまた必ず行かなければなりません。
今回ふと思いつきで、気付けば河内長野市から高槻市まで自転車で帰ってきてしまいましたが、60キロのサイクリングが目的ではなく、どうやらこちらが本来の目的だったようです。
そしてどう考えても偶然ではないのですが、明日11月22日に聖徳太子とご縁の深いお寺へと参拝する予定があり、頭であーだこーだと考えなくとも、必要な事はこうして必要な流れとなり、それが後になって点と点だった事柄が必ず線になる仕組み。
人間はとても不思議です。
人体もとても不思議です。
そして、人間が発する言葉はとても不思議な作用があり、自分の体なのに知らないことが沢山あり、本来はもっとたくさんの機能があるような気がしてなりません。
直感はまさにその中の一つ。
直感を信じる事は自分を信じる事に繋がり、自分を信じる事は自分に誇りを持つことに繋がり、それは自分と信頼関係を築けることになるのではないかと思います。
60キロを走っている時にはまさかこんな流れになろうとは思ってもおらず、点と点が繋がって後から分かる仕組み。
明日の参拝はどこに繋がってどういった線になっていくのでしょうか。
ありがたいご縁を頂けていることに感謝。
楽しみです。