シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪/三島郡】桜の時期の水無瀬神宮

気付けばこの一年、お水汲みが私の仕事となってしまったようで桜舞い散る季節に水無瀬神宮へ。

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昨年度は週末がほぼ自治会活動で埋め尽くされ、家族で参拝できたのは数えるほど。

タイミングを合わせるかのように、家族各々が週末にやりたいこと、やるべきことができ、どうやらあの怒涛の家族で参拝年間とは卒業のようです。

コロナ禍で行動規制がされる中、ありがたいことにたくさんの寺社仏閣に家族で参拝出来たことは、今となっては良き思い出。

上りの激坂を自転車で走ったことや、道なき道を山頂目指して歩いたり、はたまた人生で初のヒルに血を奪われたことや、全身筋肉痛になりながらも翌日も家族で参拝という名の山登りや長距離サイクリングをしたりと、何かに取りつかれていたのでは?と思うほどの過密スケジュールでしたが、あの経験があったからこそ家族として成長できたのだと感じています。

 

お互い好き勝手な事をしていれば、それが一番楽で気ままに出来るのですけどね。

そちらに転ばず、家族で様々なことを体験し、沢山話して、とても泥臭い密度の濃ゆい数年間を過ごしました。

その経験があったからなのか、息子も娘も自分で考えて行動し、そして自分の為だけでなく人の為を思って行動することが当たり前のように出来、『みんながしているから』という理由で何かを選ぶことはありません。

自分にとってそれが必要かどうか、よく考えて自分で納得して答えを出しています。

とは言いつつも、私が口を出してしまう場面もありますが(^^;

今春から中学生と高校生になった我が家の子供達ですが、少し手が離れたと言ってもまだまだ親の庇護下にある子供です。

見守りながら、所々でうるさいババアと思われながらも口を挟んでいこうと思います(笑)

 

さてこちらは翌週の水無瀬神宮

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あれだけ咲き誇っていた桜はどこへやら。

新緑が眩しい木へと大変身。

 

今年は気付けばお花見をすることもなく、今月の週末も自治会ばかりでしたがそんな生活にも1年経って随分と慣れてきました。

当初はそれこそ拘束日数と時間が多いとブーブー文句を言っていましたが(笑)

そんな損得勘定が骨の髄まで染み込んだ私が、何も考えず自然と身体が動くようになったのはこの一年での大きな変化だと感じています。

 

私の生まれ持った星は東洋占星術でいうところの自分を強める星ばかりで、これが私の標準設定、思考のベースとなっています。

逆を言えば、それ以外の思考回路を持ち合わせておらず(全くないわけではありません)、そうではない思考は他者と関わり合うことでしか知ることが出来ません。

その中で、取捨選択をして標準設定からどんどん変化し今の私が出来上がっています。

 

先月久し振りに会った妹に、『お姉はほんまに変わった。昔は嫌いやった。とっつきにくかった。』と面と向かって言われました(笑)

 

私は自分を変えようと思ったことはなく、変える必要もないと思っていましたが、まさにそれが自分を強める星ばかりを持っている作用。

そんな私が、意図せずどんどんと変化していっているということに、妹との会話の中で気付かされました。

 

私が退職前に思い描いていた人生設計とは気付けばどんどん道が離れてしまっておりますが、これで良かったのではないかと、普段の何気ない会話から感じることが多く(先程の妹との会話然り)、バリバリと働いていた頃よりは自分を生きている感じがします。

(とは言いつつも、バリバリと働きたい自分も間違いなく存在しているのですが(笑))

 

相変わらずこんな感じで自分に振り回されておりますが、これも経験だと前向きに考えて、さて今年はRestart。

新しいことに挑戦したいと考えています。

(ここでもまた自分で自分に振り回されております(笑))

【兵庫/宝塚市】中山寺から清荒神へ

2月下旬。

ほぼ1年振りの中山寺

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本日一番の目的は1年前の参拝時にいただいて帰った心願成就の石をお返しすること。

shironpton.hatenablog.com

 

今回一緒に参拝したサン友のYさんと『そういえば1年前に何をお願いしてたっけ?』とすでに願い事は記憶の彼方(笑)

私の記憶にあるのは願い事より、ひたすら自治会活動に邁進した1年だったということ。

3月に入り引き継は終わったものの、じゃあそれ以降は丸投げほったらかしというわけにもいかず、今年は顧問として新自治会メンバーのフォローに回る年。

 

今まで全く興味のなかった自治会。

その自治会活動を通して得たことは、自分の住む地域の為に持てる力を尽くすこと。

 

最初は消極的だった活動も、日を追うごとに芽生えるのは責任感。

クジ引き会長と言えども引き受けてしまったならば途中で放棄するわけにもいかず、そんな責任感と共に芽生えてきたのは、頼られることで得られるやりがい。

無償でこんなんやってられへんわ、とはしょっちゅうボヤいていましたが(笑)

 

私には漠然と、自分の出来る事で人の役に立ちたいとの想いがあり、はたして自治会会長職が自分の出来る事だったのかどうかは分かりませんが、それでも結果地域の方の為に少しでもお役に立てたのであれば、それはそれで良かったのではないかと思います。

 

これからも地域活動はまだまだ続きますが、無理のない範囲で続けていければと1年前には全く思いもしなかった感情すら今では芽生えるようになり、基本、私は自分の損得しか考えていない人間で(私の持つ星の特性です)、お金にならないことは興味がなかったのですが、おかしなことになってきました。

 

無償ボランティアという、全くもって真逆の領域に足を踏み入れ、1年の任期と共にさっさと抜け出すつもりが、今後も私に何か出来る事はないかと考えている始末。

他人事のような言い草ですが、自分で自分にビックリしている時点で半ば他人事のようで、私にはこんなことも出来るんだと改めて驚かされています。

 

出来ない。

では無くて、邪魔くさい、したくない

ですね。

 

さて、久し振りのYさんとは近況報告をしながら中山寺の山中を歩き、今回はそのまま清荒神へと抜けるルートで行ってみることに。

 

清荒神清澄寺 山門】

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この日は本当に良く喋り、良く歩きました。

2万歩越え。f:id:roy-7303-pkbs:20240325091933j:image

この日以外は前日も翌日もザザ振りの雨で、足元は前日の雨でぬかるんでいるものの良く晴れ、良き参拝日和となりました。

 

そんな参拝日和の中、サン友Yさんから私達は出会って今年で40周年になるということを教えてもらいました。

まさか、こんなに長く続く友達が出来るとは。

意図してするものではなく結果そうなっただけのことですが、ありがたいご縁です。

 

さてこちらは前回の中山寺参拝時に感激したケーキセット。

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ケーキは日替わりとなる為、何が出てくるかはお楽しみですが今回もハズレなしの美味しさでした。

 

3月上旬までは祖母の四十九日期間となる為、神社への参拝はご法度。

お寺への参拝ということで、タイミング良く心願成就の石の返却の時期と重なった中山寺への参拝となりましたが、これもご縁ですね。

 

2023年度は土日がほぼ自治会で埋まり参拝回数は激減しましたが、それでも参拝では得ることが出来ない自分の生きる場所に根差した一年間となりました。

 

沢山の知り合いが増え、それは年代性別関係なく、様々な方と交流することが出来、ただそれは何も良いことばかりではなく、嫌な出来事もあり。

ただ、対極を知ることでより明確に自分がなすべきことも分かり、やはり経験無くしての成長はあり得ないと実感。

 

何の障壁もなく、のほほんと生きていければそれこそしんどい思いもしなく済むのですが、障壁があるからこそ乗り越えた先の景色は素晴らしく、私はそれを求めているんだということを今年一年の経験で思い出したような感覚があり、更に追い打ちをかけるかのように先日、息子の卒業式の祝辞でPTAの会長が『楽な道と困難な道があれば、迷わず困難な道を選びなさい。』と話されていたことが今の私にピタリとはまり、やはりそっちに向かうしかないと念を押された気がしています。

 

そして、感じるのはこんな経験を用意してくれたのは見えない方々からなのではなかろうかという、確信にも満ちた思い。

 

この一年、事あるごとに食べ物を色んな方から頂き、自治会活動が大詰めとなってきた年明けからは連日のように食べ物が届いているような状況でした。

これを見えない方々からの応援とせず何としようか(笑)

 

参拝回数は減りはしたものの、参拝を続けてきたからこそ見えた激動の2023年度の幾多の出来事。

娘も息子も、そして私も良く頑張りました。

(主人はいつもフォロー役(笑))

 

さて、4月からは娘の受験合格のお礼参りなど、これからも参拝は続くよどこまでも。

そして、地域活動は続くよどこまでも(笑)

【兵庫/相生市】秦河勝公の漂流地 そして那波の大避神社

祖母の余命数日の連絡を受け、その二日後には祖母のいる相生市へ。

何も言わず有休をとって車で連れて行ってくれた主人に感謝。

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更にはお弁当まで作ってくれて、肌寒いながらも公園で二人お弁当タイム。

すぐ側には今年七回忌を迎える祖父の働いていた会社がありました。
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面会時間までまだ時間があり、さてどうしようかとGoogleマップを見ていると公園内に面白いものがあることが判明。

 

秦河勝播州漂着説之事之碑】
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秦河勝播州漂着について、能楽書『風姿花伝』に「摂津国難波の浦より、うつほ舟に乗りて、風にまかせて西海に出づ。播磨の国坂越の浦に着く」とあり。一方、『明宿集』では「業ヲ子孫ニ譲リテ世ヲ背キ、空舟ニ乗リ、西海ニ浮カビシガ、播磨ノ国南波尺師ノ浦ニ寄ル。(中略)ソノ後、坂越ノ浦ニ崇メ、宮造リス。」と載せる。
この地は、かって那波大避神社から南へ約百米に及び細長く湾内に突き出た岩場の岬であった。その先端は末広がりになった「杓子」のような地形で土地の人は「白鷺のハナ」あるいは「オオダケさんのハナ」とも呼び、古昔は通称「シャクシノハナ」と称していたとも伝える。


平成19年11月3日 相生歴史研究会

 

秦河勝公と言えば、聖徳太子の側近中の側近。

先日偶然にも訪れた場所は聖徳太子に縁のある地でした。

shironpton.hatenablog.com

 

まさか大阪から遠く離れた兵庫の地でこんな繋がりがあるとは。

秦河勝公は聖徳太子亡き後、蘇我氏の迫害を避けて播磨の国坂越の浦へ来たとあります。

赤穂市坂越には秦河勝公が御祭神の大避神社があり、以前何かのタイミングで知り、いつかは参拝に伺いたいと思っていた神社の一つ。

大避神社と聞いてすぐに思い浮かぶのは、京都は蚕ノ社の近くにある大酒神社。

もちろん御祭神は秦河勝公。

大避神社=大酒神社ですね。

 

そして、ビックリしたことに碑のすぐ近くにあったのです。

神社が。
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それもビンゴな大避神社が。
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もちろん御祭神は秦河勝公。

 

境内にはとても立派な木がありました。
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振り返ると、後方の山が御神体かのような大避神社。

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このあと、祖母のお見舞いまで時間があった為ふらりと入った激安服飾店でありえへんくらいの値引きのストールを娘のもの含めて4枚もゲットできホクホク。

(ここ数年で一番のお買い物かも♪そしておばあちゃんからのプレゼントのように感じました。)

ちょうど祖母の面会時間となった為、病院へと向かいました。

久し振りに会う祖母は以前の祖母の面影はなく、余命数日がにわかに現実味を帯び、滞在できるぎりぎりの時間まで病室で最後の時間を過ごしました。

翌朝早々に母から祖母が亡くなったとの知らせ。

祖母には孫が私を含め9人おりますが、祖母が危篤の連絡を受け実際に動いたのは私のみ。

週末に行くだとか、翌週の定休日に行くだとか、皆自分の都合ばかりを述べてはいましたが、人の生き死にに関わることはそう何度も訪れることはなく、タイミングを延ばせば二度と来ないということを今回の事で改めて学びました。

私も色々と頭で考えてしまいますけどね(^^;

 

それにしてもいつもはのほほんとした主人ですが、今回の即断には正直驚きました。

実の祖母でもないのに、何も言わず有休までとってくれた主人には感謝しかありません。

 

そんな訳で、来月上旬まで四十九日中となりますので神社への参拝はなく、それどころか自治会の事で忙しくしており、参拝にはそもそもいけなかったというのが現実(^^;

 

昨日も自治会の用事があり立ち寄った地域のコミュニティセンターでたまたまお話しする流れとなった87歳のダンディなおじい様の口から『赤穂、坂越』の言葉が出てきて、これは来月の四十九日の際にお参りに行った方が良いのではなかろうかと思っている次第です。

それとは別件で、ここ数日気になってたことの答えもダンディなおじい様の口から飛び出し、『そうきたか!』とまたまたビックリ。

どこでどう答え合わせが出来るかなんて、所詮人間のちっぽけな知識では分かるはずもなく、こうした形で答えを頂けるたびに、人知を超えた何かを感じます。

 

その場ですぐ答えが出なくとも、スマホで調べて答えが出なくとも、自分の思いもよらぬところから必要であればその答えはもたらされるようになっており、この地球、人間のまだまだ解明されていない奥深さに気付かされます。

 

答が分かったらあとは素直に従うだけ。

ここ数年抱えている私にとっての大問題の答えはまだ解決しておらず、こちらを早急にと言いたいところですが、まだ来ないということは、今はタイミングではないのでしょう。

とっても焦りますが、そして焦るが故に間違った判断をしては毎度不自然な方向へと流され、やり直しを繰り返しておりますが、いつかはこの問題にもきっと私にとって必要な答えが出るのでしょう。

 

気付けば目の前のことをおざなりにして、ともすれば先の気になることばかりに気が囚われてしまいますが、まずは目の前のことを一つづつ対応する。

毎日諦めずに対応する。

その先には、必ず答えが出せることを願ってまずは目の前のことを一生懸命に。

と、自分に言い聞かせてずいぶんと間の空いてしまったブログの更新です(笑)

自治会もあと少し!問い合わせめっちゃ多いですが、目の前のことを頑張る。

【大阪/河南町】聖徳太子 岸の桜井と磐船大神社

さて観心寺を後に河南町へ。

とりあえず河南町に行くことは決まっているものの、はてさてどこへ行ったらよいのやら。

Googleマップに相談すると、河南町内に気になる神社を見つけました。

 

ところがどうやら通り過ぎてしまったようで、気付けば山の中。

このまま車で進んで後戻りできないのも怖く、私が歩いて様子を見に行くことにしました。

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歩いていくと道のちょうどカーブの手前に石がありました。

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よく見て見ると、きしの桜 聖徳太子と読め、お目当ての神社ではありませんでしたが、河南町と太子町から聖徳太子とイエスキリストをイメージしていただけに、まさにビンゴ!
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この一帯にはとても気になる木ばかり。
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きしの桜は、正式には岸の桜井になるようで、『河内名所図會』には次のように記されているようです。

 

「岸桜井 平石村にあり。伝云、むかし、聖徳太子、桜の盛なる頃、枝を手折て鞭とし、これをもつて堀給へば、清泉、滔々として涌出しけるよしを、近年、高貴寺の慈雲比丘、書して標石を建る。」

 

となると、きしの桜井と彫られた石の側にあった穴は以前は井戸だったはずで、中を覗いてみましたが埋められてしまったのか、水が湧き出ている形跡はありませんでした。

 

さて肝心要の道ですが、少し進んだところに車が止まっており側に寄ってみるとどうやらお寺があるようです。

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するとどこからともなく犬が一匹やってきて、誰が来たのかといぶかしんでいる模様。

きっとこの近くにあるお寺の高貴寺から来たのではないのかと思われ、ただそばには住職が書いたと思われる『写真を撮るなら一句詠め』とあり、どう考えても一句詠める感じがしない我々三名(^^;

 

そんな訳でお寺は断念しワンちゃんにその旨を伝え、目の前にある面白そうな道を歩いていくことにしました。

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気付けばいつもよく似たポーズをしている二人(笑)

 

山道を歩いていくと、ありがたいことに当初予定していた神社に到着しました。

【磐船大神社】
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磐船大神社をGoogleマップで見つけた途端、思い浮かんだのは磐船神社

天孫降臨の地と言われる大阪府交野市にある神社です。

 

shironpton.hatenablog.com

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御祭神は磐船神社と同じく饒速日命

となると、饒速日命が乗られた天の岩船が境内にあるのではないかと由緒書きを見ると、やはり記述がありました。
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境内には天の岩船以外にも奇岩怪石があるようで気にはなりつつも、ただこのあと降り出してきた雨で早々に境内を後にする羽目に。
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唯一、確認できたのは鳥居前にあった祓戸社のこちらの大きな石。
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写真には写ってはいませんが、境内の周りにはぐるりと害獣除けの電気柵が張り巡らされており、山間部ということもあって鹿や猿などの動物が下りてくるのかもしれません。

山に食べるものがないから下りて来ているのか、どういった状況で電気柵が設置されたのかは分かりませんが、跨ぐのは少し勇気のいる境内でした(^^;

 

そんな中、気付けば雨足がいよいよ怪しくなってき、早々に境内を後に来た道を戻ります。

それでも道中、気になる木をそのまま通り過ぎることは出来ずパチリ。
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今回一番心惹かれた木。
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岸の桜井近くの木。

木というより龍。

 

岸の桜井の水脈は未だ枯れることなく地中を流れ、その水源を源に大きくなっているようにも思え、当初予定していた場所ではありませんでしたが、石碑に刻まれた『岸の桜井 聖徳太子』を見た途端、今回の目的地がこの場所であることがハッキリと分かりました。
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やはり気になったことは、自分で確認しなければ分かりません。

 

とても便利なネット社会。

知りたい事は片手ですぐ調べられ、『知らない』とは言えない風潮の世の中ではありますが、調べて分かったことが『知る』ことではなく、実際に自分が動き、行動し分かった・感じた・気付いたことが知ること。

頭だけで分かったつもりになってはいけないなと、こうしたことがある度に気付かされます。

 

太子町と河南町から聖徳太子とイエスキリストを感じ、今回河南町聖徳太子の岸の桜井を見つけ、こんなに面白いことが現実にあるのかとこの数年の参拝で幾度も経験してきました。

shironpton.hatenablog.com

 

これは今のこの世の中で常識とされていることや、理屈で考えても到底分かることではなく、自分自身が経験しなければ分からないことで、この経験をすることが人間としてこの地に生まれ落ちてきたことの意味、役割なのかなと感じます。

まぁ、そんな大それたことではなくとも、今を生きることが大切なんでしょうね。

 

11月からずっと気になっていた場所に来れて、そして思いもかけぬ場所で聖徳太子の痕跡を感じることが出来、滞在時間はほんの僅かでしたがとても満ち足りた時間となりました。

 

さて、ざざ振りになる前にどうにか車まで戻ってくることが出来、車を走らせると坂の上からこちらを目掛けて走ってくるものが。

 

その正体は、到着時にお出迎えしてくれたワンちゃん。
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思わず主人に車を停めてもらい、何もあげれるものは持ってはいませんでしたが息子と一緒にありがとうとお礼を言っておきました。

お迎えもお見送りもしてくれたワンちゃん。

とてもありがたい瞬間でした。

 

気付けば参拝から1ヵ月以上が経っていましたが、こうしてブログにすると気付くことが沢山あります。

 

下記は今回参拝した磐船大神社と交野市にある磐船神社の位置関係。

真直線とまではいきませんが、生駒山形上の南北に位置し偶然とは到底思えない個所に存在します。

どちらの神社も天の岩船があり御祭神は饒速日命

巨石信仰です。

 

今年は一時期足繁く通った巨石のある六甲に行こうと主人と息子と話しており、六甲と言えば饒速日命と対になる瀬織津姫の土地。

 

今年の参拝はどんな繋がりとなっていくのでしょうか。

 

そんな思いがそのまま現実となった出来事が、後日参拝とは関係なく訪れた場所で目の当たりにし、目で見えなくとも繋がっていると新年早々、心新たに実感した次第です。

 

見えている事だけを全てとしなければ、その瞬間今までの自分が想像し得なかった扉が次々と目の前に現れ、その扉を開けるのもそのままにしておくのも自分次第。

どちらが正しい悪いではなく、自分がどうしたいかという、ただそれだけのことなのだと思います。

 

現実の私は自治会会長職もあとわずかとなり、来期メンバーの選出、引き継ぎとまだまだ他にもやることはありますが、それこそ現実を生きる。

今、目の前にある課題に粛々と取り組むことが生きる事、ですね(^^)

ただ、来期は顧問として残らなければならず、今からすでにゲッソリですが(笑)

【大阪/河内長野市】年始のご挨拶 楠公さんの学びのお寺観心寺

三が日は過ぎてしまいましたが年始のご挨拶に観心寺へと初詣。

(右端に少し写っているピンクの正体は息子のお目当てのハート形のベビーカステラの屋台。昨年買って気に入ったようで、参拝をベビーカステラで釣りました(笑))

 

この日は曇天で見え辛いですが、それでも圧巻の佇まいの楠公さん!

惚れてまうやろ惚れてまうやろー。

 

楠公さんの銅像相手にはしゃぐ私を置いて、男子二人は先へ(^^;

同じポーズやんか(笑)

 

さて金堂に入るなり御祈祷が始まり、これはありがたいとご真言を聞きながら少し長い時間手を合わせてきました。

やはり落ち着く観心寺さんの金堂。

 

その後は空海さんが北斗七星を地上におろしたとされている星塚を周り、最後に楠公さんの前で蝋燭とお香を燈してきました。

 

今回観心寺さんへの参拝は、初詣と合わせておみくじ型の七福神をいただいて帰ろうと思っており、ただそれがどこを見回してもなく、寺務所の方に聞いてみると『もうやめました。』とにべもない返事。

息子用にと前回の参拝時に家族みんなで一つづついただき四つまで揃っていたのですが、残り三つを揃えることは叶わぬ夢となりました。

どこかで同じ七福神があれば良いのですが。

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こちらは息子の神様スペースのような一画。

どこぞで拾ってきた石や貝殻、はたまた購入した石など、息子の好きな物がギュギュっと詰まった特別エリアです。

 

こういうのを見ると、やはり息子は私に似ているのではないのだろうか・・・と思わずにはおれず、寄ると触ると言い合いばかりの私と息子ですが、それは似た者同士だからなのかもしれません。

・・・私はあんなにチャランポランなんやろうか(笑)

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さてこのあとは、昨年河内長野市から自宅までの60kmサイクリングから気になって仕方のなかった河南市へ。

 

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つづきます。

【奈良/橿原市】元旦初日の橿原神宮

例年であれば元旦初日は氏神様へお参りに行って、実家に帰って飲んで食べての一日なのですが、今年は受験生の娘もおり私と娘は自宅待機。

ただ2024年の元旦は年に数回しかないメチャクチャ良い吉日だということを教えて頂き、そんなタイミングで12月に届いたこちらの撤下品。

左下のピンクの内拝殿特別参拝券は1/1~1/7までの期間とあり、であればせっかくの吉日時に参拝に伺いたいと、元旦初日から家で勉強する娘と別行動で伺って参りました。

 

ただ、橿原神宮の駐車場が渋滞でエーライコッチャになるのは何度も経験しており、ここで主人からの提案。

橿原神宮付近の駐車場に車を停め、そこから自転車で橿原神宮へサイクリングはどうかとのこと。

全員即決!

 

そんな訳で、さて橿原神宮へ向けてサイクリング。

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後方に見える綺麗な三角のお山は畝傍山

時間があれば畝傍山にも入ってみたかったのですが、元旦初日の朝はお節を食べてぐーたらし過ぎてしまった為この時点で14時前。

あえなく断念です。

 

さて自転車を走らせ、橿原神宮近くへやってくると思った通り長蛇の車で大渋滞。
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今回息子が乗っているのは主人の愛車のbd-1。
私にとっては癖のある乗りにくい自転車なのですが、難なく乗りこなしとても楽しそう。


私の自転車生活はイコール退職年数となりますが、当時幼稚園に通っていた息子が、まさかこうして主人の自転車に乗れるようになるとは、子供の成長は本当に早く、これは年末詣での登山でもヒシヒシと感じたこと。

色々な事が出来るようになってきた息子が、ここ最近とても眩しく、そして羨ましくもあります。

毎朝、登校前に続けている腹筋でとうとうシックスパックを手に入れ、(私は縦に割れるどころか横線しかありません(笑))気付けばあと数cmで身長も越されてしまうまでに成長しました。

 

変化は身体的なことばかりではなく、苦手だった『コツコツと継続すること』が出来るようになったこと。

 

以前、お寺の庵主さんとお話ししていた中で、『私は要領も悪く特段何が出来るわけでもありませんが、根性だけはあります。』と話したことがあり、庵主さん曰くそれも一つの才能とのこと。

 

気付けば、続けていたらこんな年数になっていた(こちらのブログもそうですが)というのは多々あり、一度決めたらやり通すというところで私と息子は似ているのかもしれません。

 

ただ今年は『続ける』だけではなく、続けるからにはもう少し上を目指して『もっと良い状態になれるように続けていく』を目指していきたいと感じています。

 

そのことで誰かの役に立てれば嬉しいですしね。

東洋占星術も含め今年はより深く緻密にやっていく、を今年の目標に掲げたいなと今思いました。

初詣の記事だし、この流れはちょうど良かったかも(笑)

 

さて、肝心要の橿原神宮の写真は、あまりの人の多さにどれをとっても人だらけで断念し、更には内拝殿の撮影はもちろん不可ですので写真は全くありません。

 

ただ、この数日後に偶然参拝する運びとなった場所で、『写真ばかり撮らず一句詠め』の標識があり、一見するとちょっと怖い感じもするのですが、妙に納得している自分もいます。

ただ、相手に強要するのはどうかとは思うのですが(^^;

 

内拝殿の参拝では玉串奉納と御神酒を頂き、その際対応して下さった宮司さんが素晴らしく、伸びた背筋と醸し出す雰囲気が常人とは思えず、やはりそれは神聖な場所で奉仕をされているからこそ滲み出てくるものなのでしょうか。

とても品のある佇まいでした。

 

さて内拝殿拝観後、同封されていた祈祷券を社務所に出して終わりかと思いきや、御祈祷して頂けるとのことで、待ち時間は30分はあったかとは思いますが、新年早々とてもありがたい時間でした。

この時、宮司さんがお話しして下さった神武天皇の想いに、普段は全くと言っていいほど感想を言わない主人が珍しく自分から『神武天皇のあの話しは聞いていて本当に、胸がジーンとした。なんかグッときた。』(←普段から擬音語多めの話し口調です。)と話しながらも、ちょっとウルッときているのでは?といった面持ちで、よほど感動したのか来年も橿原神宮に初詣に行こうと話しており、これにはめちゃくちゃビックリしました。

いつも私の参拝に半ば強制的に同行させられているような主人からよもやこのような言葉が出ようとは。

 

橿原神宮に初めて参拝に行った時のことは今でもよく覚えており、今からもう20年以上も前になります。

 

風が吹き抜ける境内が心地良く、無条件に大好きな神社でしたがあれから数十年経った今、こうして家族でご縁を頂き参拝させて頂けることがありがたく、これからもご縁を繋げていければと思います。

 

橿原神宮を創建されたのは大好きな明治天皇

明治天皇後醍醐天皇をお祀りする吉野神宮も創建され、後醍醐天皇といえば楠公さん。

私にとって大好きな方ばかりが見事に繋がります。

 

目に見えぬとも人の想いは繋がり、想いが廃れなければ必ず引き継がれるものだと信じています。

 

新年早々、気付きをいただき素晴らしい参拝となりました。

ありがたし!

【滋賀/大津市】年末詣 佐久奈度神社 猿丸神社

さて、金勝アルプスをあとにし車で30分。

向った先はここ数年年末詣で訪れている神社。

 

【佐久奈度神社】

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手水舎にはお正月飾りの獅子舞がお目見えです。
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時間はもう16時を過ぎており、うっすらと暗くなってきた辺りの景色とは対照的な空模様。
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佐久奈度神社へは何度か参拝に訪れていますが、初めての参拝時の空が恐ろしく素晴らしかったことを今でも覚えており、まさにその時を彷彿とさせるかのような空。
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shironpton.hatenablog.com

 

気付けば初めての参拝から5年の月日が流れていたようです。

そして看板犬のクレちゃんももう13歳。
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毎年、クレちゃんの顔を見るたびにクレちゃんへのお土産を!と心に誓うのですが、1年後の私は見事に忘れており、そんなことを繰り返して今回はやっとワンコ用のおやつを渡すことが出来ました。

クレちゃん、辰年もどうぞよろしくね。

 

さて、お次に向った先はこちらも年末詣で佐久奈度神社と一緒に参拝に伺っている神社。

 

【猿丸神社】
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猿丸神社の境内は掃き清められたまさに聖域。
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毎回参拝させて頂くたびに、背筋がピンっと伸びる神社です。

 

ふと帰りに気付いたのが、佐久奈度神社のクレちゃんは犬。

猿丸神社は猿。

となると、これぞまさに犬猿の仲(笑)

 

いやいや私にとっては、二つの神社は切っても切り離せない神社で年末にこうして参拝させて頂けることで、ここ数年は一年の終いを感じています。

 

こうして参拝を続けていく中で、知らず知らずのうちに祓うこと、詣でることが当たり前となってきました。

 

夏越の大祓

年越の大祓

年末詣

 

これらは退職後、参拝を続けていく中で我が家の恒例行事となったものばかりです。

 

半年毎に罪穢れを祓い、年末年始には感謝と来たるべき1年に思いを馳せてのお参り。

目に見えての『何か』はないのかもしれませんが、目に見えなくともスッキリする『何か』を感じています。

 

つい最近、自治会で今期一緒のメンバーの方から『大変だけどね、その分あとでビックリするくらいに良いことがあるからね。』と言われました。

私の住んでいる町の自治会は所謂手当はなく、完全無償ボランティア。

共働きが当たり前のようになってきたこのご時世で、貴重な時間を自治会に割いていただくということはとても心苦しく、有償を考えても良いのではないかとひとまず役員メンバーに打診してみたところ、圧倒的に無償で良いとの回答でした。

私としてみれば少しでも手当てが頂けるのであれば励みになるかなと思っていたのですが、逆にお金を頂くことでキッチリしなければならないと負担になるという声もあり、捉え方は自分の見えている一面ではないことを、まざまざと多数決で知った場面となりました。

 

そういった件があった後に、役員メンバーのお一人とお話しする機会があり、冒頭の『大変だけどね、その分あとでビックリするくらいに良いことがあるからね。』に繋がるのですが、ただお金をもらってしまうと、お金というエネルギーが入ってしまう為に、ビックリするくらいに良いことは入って来なくなるのだそう。

なので、お金という目先の分かりやすいものを優先するのではなく、どういったものが入ってくるかは分かりませんが(それはご縁なのか、はたまた気付きや閃きといったものなのか、何なのでしょうね)、そのビックリするくらいに良いことを待っておけばよいとのことでした。

 

そんな不思議なお話しを普通にしてくれる、雰囲気も話す内容も魔女のような方と仲良くさせて頂いており、考えてみればこれも良いご縁の一つなのかもしれません。

 

ついつい私は目に見える分かりやすいものを求めてしまいますが、そのあたりの執着も徐々に減っていけばまた違った景色が見えてくるのでしょう。

 

目に見えるものと、目に見えないけれど感じる何か。

相反するものだけれど、二つで一つ。

片方では成り立たない世界。

 

そんなこんなで、ひとまず3月末まで会長職を全うし、ビックリするくらいに良いことを待ちたいと思います(笑)

(実際は4月以降も他の委員会で残ることになるのですがね(^^;)