車で行けば5分ほどの所を、自転車で向った先は『霊山(りょうぜん)寺』
ひとまず、関西大学の前でお茶をがぶりと飲んで、もうひと踏ん張り。
3段階あるギアは、ほぼ1のみ使用で坂道と相まって予想以上に進みませんー(笑)
霊山寺のバス停が見えてきました。
上ってきた道を振り返ると、なだらかに見えますが私にはなかなかにしんどい坂でした。
バス停手前の道を左折してほどなくすると『この先行き止まり』の立て看板が。
Googleマップはこの道を進めというので、恐る恐る進んでみることに。
ありましたー!
本堂が見えてきました。
本尊は不動明王です。
一言願いを言うと叶えてくれるということから、『一言不動』と呼ばれています。
いつものごとくお願いごとはせず、手を合わせてお参りしてきました。
左にあるのは薬師堂。
周りの山は去年の台風の爪痕と思われる形跡が、至る所に見受けられました。
手水舎横のこちらの建物。
一体何かと覗いてみると。。。
給茶器でした。
こんなところにおもてなしの心が。
眺望の素晴らしさに見とれながらも、鐘楼(時計堂)横の道を散策。
境内図を見つけました。
これを見ると、私は山門から入ってきたようです。
せっかくなので参道の方にも回ってみました。
立派な石碑の傍らには、とても綺麗な薔薇が咲いていました。
目の前が参道で、その先が府道になります。
車であれば山門からではなく、こちらの参道から参拝ですね。
来た道を戻って、先程の境内図を確認して御朱印所を探します。
境内図だと、この鐘楼を真っすぐではなく左に下って
下った先で更に左に曲がって、こちらの細い道をテクテクと。
着いた先は、自宅兼御朱印所となっているのか寺務所と記載がありません。
恐る恐るチャイムを押すと…ほどなくして女性の方が応対して下さいました。
引き戸をガラガラと開けると、まさかのお茶とお菓子でおもてなし!
汗をかきかき自転車を漕いできましたが、暖かいお茶がとても美味しかったです。
お茶を頂きながら、後に見える襖絵が気になったので聞いてみると、霊山寺に宿泊された方が書かれた代物で、大正時代のものになるのだとか。
お花の艶やかさが際立っていました(^ ^)
私がのんびりと外の景色を眺めながらお茶を頂いている間に、御朱印を書いて下さっていました。
そのまま玄関前の景色を眺めて少しお話しを聞くことができました。
手前のニョキっと突き出た照明灯のすぐ左横の建物が、あべのハルカスになるそうで、
空気がもっと澄み渡っていれば、市内がハッキリと一望できるそうです。
霊山寺の直線ラインには、総持寺、その先には高野山があるそうで
同じ高野山真言宗のお寺。偶然にしては出来過ぎですね~と笑って話していましたが
今より何百年も前に意図して建立されたのかと思うと、ゾクッとしました。
歴史が好きなので、こういった話しにはゾクゾクします(笑)
ついついお喋りが楽しく長居してしまい、お暇しようとすると
自転車でまだまだ体力を使うだろうからと、オロナミンC頂いちゃいましたー!!
こんなに良くしていただいて、いいんやろうか・・・。
なんなら御朱印代をお支払いするのをうっかり忘れそうになっていた私に、こんなに良くしていただいていいんやろうか・・・(笑)
御朱印代は300円でした。
そのまま山門まで下って、自転車と合流。
立派なビワの木と、根元にはこれまた大きな株のアジサイ。
これからの時期が楽しみですね♪
こちらの細い道をグイーンと下って、上ってお次は近くにあった白山神社へ向かいます。
ここまでで走行距離は2キロ弱。
距離の割に以上に疲れているのは、サンサンと照るお天道様と坂道のせいだと思いたい(笑)