なかなか激しい雨の中、歯医者さんへ。せっかくここまで来たのでお参りです。JR摂津富田駅を南下して見えてきたのは、補修工事中の浄土真宗『本照寺』。
東門から入ります。
こちらの東門、江戸時代中期の作だとか。
こうやって家に帰って調べて文章に起こすと、色々と勉強になります。
知らないことを知る楽しみ、喜び(^^)
おーっと、話しが反れました。
では、お邪魔致します。
東門入ってすぐ、思っていたよりも雑草がボウボウ?荒れている?
と思ったのもつかの間、池には蓮の花がチラホラと。
雨に濡れて、一層綺麗でした。
雑草ボウボウだなんていってゴメンナサイ(笑)
蓮のある池から本堂を望みます。
写真を撮っておいてなんですが、こちらはなんでしょう?
右横にある石碑を読む限り、以前本堂に使用されていたもののような・・・。
そして、枯れてしまっている大きな切り株も気になります。
これが、昭和46年に残念ながら枯れてしまった国の天然記念物のクロマツの根っこでしょうか。東西35メートル、南北25メートルに広がる樹齢700年にもなるクロマツ『富寿栄(ふすえ)の松』。
見てみたかったです。
さて、こちらの根っこの左手すぐに本堂があります。本堂の扉が開いていたので、寺務所の方にお尋ねしたところお参りできるとのこと。
本尊近くでの写真撮影はなんだか躊躇われましたので、少し離れたところから
全景図を。
ご本尊は『阿弥陀如来』です。
ご本尊の前で手を合わせながら、おじいちゃん家に帰った時に、おじいちゃん&おばあちゃんとその孫9人、そしてその親を合わせての大人数でお経を毎日のように読んだことを思い出しました。
おじいちゃんの差し金なのか、気付けば御朱印帳をリュックにウロチョロすることになりましたが(笑)おじいちゃん、喜んでくれてたらいいな♪
天井は立派な格天井。
についているシーリングファンが現代的ですね。
本堂の中に浄土真宗の教章を見つけました。
こちらが南側に位置する山門。
東門同様、高槻市の有形文化財に指定されています。
山門に札がかかっていました。
6月15日(土)に法話があるようですね。
こちらが山門に掘られているのは『五七桐』の紋でしょうか?
扉にまでも彫りがありました。
16菊花紋。
立体的でなんとも美しい。
山門くぐってすぐ、右手にある手水舎のコミカルな顔をしたこの方。
残念ながら頭だけでその下がありませんでした(涙)
境内にはこのような石柱が何か所かありますが、富寿栄の松を支えていた石柱になるようで、いかに富寿栄の松が大きかったのかが分かります。
こちらの鐘楼も江戸時代中期作。
東門、山門と同様高槻市の有形文化財に指定されています。
さて、雨脚がどんどん激しくなってきましたが、せっかくここまで歩いてきたので近くにある普門寺を目指します。
先日お参りした三輪神社は目と鼻の先です。