そもそも、今回なぜ枚方市へ行くことになったかというと、きっかけは高槻市は原にある八坂神社。
この八坂神社にある摂社、琴平神社が気になりGoogleマップを見たところ、淀川を挟んですぐの場所に琴平神社を見つけたのがはじまり。
さて、随分と遠回りをしてきましたが阿弖流為之塚を後にして枚方市にある琴平神社へ自転車を走らせます。
枚方大橋が見えてきました。
目的地までもうすぐ。
到着した参拝道の入り口。
この立派な木にもビックリですが、
先に続くこの階段を見て思い出しました。
数十年前に一度歩いた記憶が。
片埜神社付近と言い、こちらの意賀美神社付近といい、いづれも以前働いていた職場と近い場所にある事に気付きました。
片埜神社は初めて就職した会社の近く。
意賀美神社は初めて本格的にバイトをしたお店の近く。
なんなんでしょうか、この何とも言えない感じは。(といっても、当の本人にしか分からない感情ですが・・・。)
仕事と私は切っても切り離せない関係にある、と根拠のない思いが働き出してからずっとあり、それは働けば働くほど、強い確信のようなものに変わり、
生きること=働くこと(お金を稼ぐこと)
もしくは、働くために生きているのでは?と、働くことが(お金を稼ぐことが)とても好きでした。
一方で働き方を変えなければ定年までもたないな、というのも薄々と感じており、自分の中での働き方改革。
定年まで働く気満々だった会社を辞めて、現在に至ります。
そろそろ、きちんと
現実の世界で生きていくこと=生活の糧を得ること=お金を稼ぐこと
を真剣に考えなければならないのでは、と今こうしてつらつらと文字にしながら思いました。
話しが随分とそれてしまいましたが、目指す琴平神社は、意賀美神社の境内の中にあるようです。
階段を上ってすぐ、左手に面白いものを発見。
この黄色い丸いベンチのようなもの。
ベンチではなく『うつろいの座』と呼ばれるもののようで、説明書きによると
中央の溝は夏至の時の日の出と日の入りを結ぶラインです。
そのため夏至の日だけはこの溝に影が出来ません。
とのこと。
そして、この台座の背後にある木々達が素晴らしかった。
私のつたない語彙力ではなんとも形容しがたい雰囲気の木々達。
こちらは、階段の反対側にあるV字のような木。
片埜神社に引き続き、今日は素敵な木との出会いばかりです。
この石階段を上ったところに目指す意賀美神社の摂社 琴平神社があります。
石階段上がって目の前には拝殿。
片埜神社に引き続き、素戔嗚尊のお名前。
今日は、素戔嗚尊と木にご縁があるようです。
拝殿左手にあるご神木。
【連理の榊】
境内にひと際高く、空いっぱいに広がる木。
こちら、拝殿前の狛犬さんはなかなかいかめしいお姿。
代わって稲荷神社
狛犬さん
愛嬌溢れるお顔です。
そして、今日のお参りのメイン。
こちらの琴平神社に導かれるかのように枚方市へやって参りました。
なんでしょうか、初めてみるタイプというか、
ほんわか顔。
可愛らしかったです。
帰り道、今日の空もとても素晴らしく、
往復30キロオーバーは久々堪えましたが、沢山の気付きをいただけたお参りとなりました。