お隣の茨木市へ所要があり自転車で。
合間の時間を見つけて、土地の神様へお参り。
【茨木神社】
十日戎が過ぎているにもかかわらず、ひっきりなしに参拝の方がお見えです。
2022年で創建400年にもなる茨木神社の本殿は現在修復、造営中で幕で覆われていました。
その手前にある仮本殿でちょうどお宮参りの方が御祈祷をけられており、お賽銭をそっと入れて、エアー柏手でお参り。
お子が健やかに育ちますように。
さて、本殿裏手に回ったところ天石門神社がありました。
今回、茨木神社の扁額を見て初めて気付いたのですが、茨木神社と併記して天石門別神社とあり、お参りする前からとても気になっていました。
茨木神社へ来るのはこれで3度目ほどになるかと思うのですが、今まで全く気が付いていなかったのか記憶になかったのか、天石門別神社へのお参りは初めてになるかと思います。
【天石門別(アメノイワトワケ)神社】
御祭神:天手力男命
配祀:天宇受売命 豊国神・東照神
豊国神と東照神は、文字から判断すると豊国神社の豊臣秀吉と、日光東照宮の徳川家康となるのでしょうか。
天石門別神社は茨木神社の元宮となるそうで、現在では奥宮の位置づけになるようです。
天岩門別神社と並列して皇大神宮の一帯。
奥に見える木といい、ちょっと以前参拝した時とは違った感じを受けます。
境内が変わったわけではないので、同じ場所でも自身が気付くことが多くなったのかもしれません。
更に奥には稲荷神社。
後ろの建物のどギツイ緑色が残念ですが、その緑色も何のそのな木々達。
御祭神は宇迦御魂神と猿田彦命。
猿田彦命といえば、天石門別神社でお祀りされていた天手力男命と天宇受売命と一緒にお祀りされているのは何度か見かけた記憶があるのですが、宇迦御魂神と一緒にお祀りされているのは私が知る限りでは初めてかもしれません。
さて、稲荷神社でお参りをし、ふと左手を見ると一本だけ異彩を放つ木が境外に。
その手前には『黒井の清水』とあります。
赤井の清水、青井の清水と並んで嶋下郡三名水と呼ばれているそうで、黒井・赤井は茨木神社境内に、青井は茨木市の宿久庄の彗光院にあったと茨木市のホームページにありました。
【出典元:市民おすすめの場所No.1!元茨木川緑地の楽しみ方をご紹介/茨木市】
黒井の清水は豊臣秀吉のお茶会にも使用されたとの逸話が残っており、例年茨木神社の境内で豊臣秀吉を偲んで、黒井の清水大茶会が開催されているそうです。
(コロナで規模は縮小されているようですが。)
写真には残していないのですが、井戸の近くに愛宕神社がありお祀りされているのは火産霊神。
水をお祀りするお社はありませんでしたが、名水の黒井の清水の側に愛宕神社。
火と水で火水(カミ)。
この後、道中気になったパン屋さんでパンを購入。
雪のちらつく中、先程目にした異彩を放つ木の下でお昼ご飯をと思ったのですが先客がおり断念(笑)
あの木の根元は良さそうです。
それにしても、パン屋に寄っておきながら写真が無いとは、ブログ名に偽りアリですね(^^;
これから当面、茨木市へ行く用事がありますので『リベンジ!木の根元でお昼ご飯』となりそうです(笑)
これはこれで楽しみ。