祖父のお墓参りの後は、今回初めてお参りに伺った姫路にある神社。
溢れる水が気持ちの良い手水舎。
参拝の数日前に、ヒガシマルのCMでおなじみの『うどん、うどん、うどんスープ♪』を前職場の人と話題にしていたばかりでこのタイミング(笑)
総社さんへの参拝日が近づくにつれ、姫路革、ふくろうがやたらと目につき、この後すぐ『なるほど~』な展開に。
神門をくぐってすぐ正面に拝殿。
狛犬さんはどっしりと厳めしい感じ。
御神紋は三つ巴と丸に二つ引き。
二つ引き紋は初めて見ました。
神馬にも二つ引き紋。
二つ引き紋で有名なのは足利家で、引き紋の線は竜を表すそう。
二本の線で二匹の龍。
二匹の龍が天に上る=天下を取るの意になるようです。
さてここからは、『総社という名前はここから来たのでは?』と思わんばかりの沢山のお社とのご挨拶です。
本殿の後ろ側にはズラリと摂社が控えており、本殿真後ろに【十二社合殿】
その十二社合殿の右手には【東播磨総神殿】
反対側には【西播総神殿】
十二社合殿から東播磨総神殿を望む。
圧巻です。
その摂社の間には三つ又に分かれた御神木のような木。
先程くぐってきたばかりの赤い鳥居の先には、既に休憩中の主人と娘(笑)
となると、私のお参りの相棒は・・・。
やはりこの方。
ウン十年前の私と同様、『世界ふしぎ発見!』が大好きな息子。
その息子君が『お母さん、ここ!』と早速不思議を探してくれました。
『楽しそうに話してるー』と嬉しそうに話しているあなたがすでに楽しそうですが、確かにお役目を終えられて『あとはのんびりさせてもらうわ』と言わんばかりに、楽しそうに話されているかのよう。
右の狛狐さんなんて笑っているように見えてしまうのですから、私まで楽しくなってしまいました。
何度見ても良い光景です。
さて狛狐さんとくれば、もちろんの【稲荷社】
【案内八幡宮】
こちらのお社には、道開きの猿田彦命が案内社の御祭神として、誉田別命が八幡宮の御祭神としてお祀りされています。
合わせて案内八幡宮。
【粟島神社】
御祭神は、医薬、お酒の神様の少彦名神命。
狛蛙?
【長壁神社(おさかべしゃ)】
ここで蚊にやられまくっている息子。堪え切れずに足を掻くの図。
【姫道天神社(ひめじてんじんしゃ)】
御祭神は学問の神様の菅原道真公。
ここは特に念入りにお参りお参り。
【祖霊社】
今ここで、こうしてお参りできるのはご先祖様、日本の為に尽くして下さった方がいるからこそ。
こちらの朱塗りの鳥居に神池とくれば【厳島社】
境内をグルっと周って元来た朱塗りの鳥居の場所に戻ってきました。
また搔いてる(笑)
こちらの鬼石なるものは、大江山の鬼退治で有名な鬼の首を埋めた場所とも、聖徳太子の腰掛け石ともいわれているそうで、諸説あるそうです。
境内はご覧の通り、姫路市の中心街にあるとは思えない木々豊かな場所。
厳めしい狛犬さんからは想像もできないハートが境内にはあちらこちらにあり、こんな連続ハートもありました。
ご縁結びに御利益がありそうです。
こちらは神門くぐってすぐ左手の【恵美酒社・住吉社】
商売繫盛のえべっさん。
ご縁繋ぎの総社さんで、どうか良いご縁となりますように。
近々住吉大社さんへの参拝を考えていると聞いていた友人から昨日参拝した旨連絡があり、こちらも良きご縁となりますように。
総社さんで頂いた御朱印はこちら。
右上の参拝を形どっているのは、総社さんの神使であられるミミズク。
手水舎前に『撫でミミズク』があり見た瞬間、総社さんへの参拝まで期間、フクロウのモチーフがずっと気になっていた訳がやっとわかりました。
ふと気になったフクロウのモチーフが使用された材質は、姫路産の革。
その総社さんの神使はミミズク(フクロウ)。
偶然ではなく必然。
目には見えませんが、ちゃんと繋がっています。
今まで生きてきた慣習で考えると、そんなことはあり得ないのですが、今までの慣習はあくまでも一面。
『自分の考え方には無い』から『無い』のではなく、知らなかっただけで、知ってしまえばあとは受け入れるだけ。
そうはいっても、頑固な私にはこれがなかなか難しく、目にしたこと感じたことをそのまま受け入れられるだけの素直さがあればもっと早くに色々分かったのではなかろうかと思うのですが、何事にもその段階にならなければ分からないということが腑に落ちるようになりました。
子供の成長。
自分の成長。
周りの変化。
様々な要因が入り交ざって自分の血となり肉となり、その時が訪れるようです。
頑固な私ですが、遠回りしてでもやっとそのことに気付きました。
その気付きの源は、根気よく続けること。
何か分からなくても、諦めずに続けること。
まだまだ分からないことだらけですが、分からないからこそ知りたくなり、その探求する工程が楽しいのかもしれません。
と、まぁこうしてついつい理屈っぽくなってしまうのですが、8月も色々とお参りさせていただけており、心の底から感謝です☆