3年越しに願いが叶った5月中旬の空模様
阪急西宮北口駅から徒歩20分程歩いた先にある阪神バスの停留所。
ここからバスで20分程、細く曲がりくねった山道の道中にあるのは神呪寺。
3年前に初めて参拝し、一年に一度だけの三大如意輪観音の秘仏開帳があることを知りました。
今日はその一年に一度の秘仏開帳の5月18日。
淳和天皇のお妃である真名井御前が神呪寺を開かれました。
手水舎にはちょうど剪定されたばかりの紫陽花が。
9時の時点で駐車場は満車。
続々と参拝客が境内に入って来られています。
今回のメンバーは、共通の好きなことで仲良しの三人組のサン友さん。
そんな三人さんに入ろうと、足元だけ入れてみました(笑)
秘仏開帳の日だけに、てっきり如意輪観音様だけの御開帳かと思いきやお堂全ての仏像を拝見すること出来、ちょっと得した気分(笑)
参拝後は神呪寺の裏手にある甲山へ。
入って早々すごい木が。
あちらにも。
こちらにも。
そんな木に魅せられつつ、ものの10分程であっという間に頂上に到着です。
頂上には石。
そして帰り道にもやはり気になる木。
行き同様あっという間の下山。
ただ行きと異なるのは、この後甲山へと向かう道の手前にある脇道へと入って行ったこと。
脇道が気になりつつもサン友さんの体力も気になり、そんなタイミングで目の前を歩いていた方々が脇道に入って行かれ、それを見ていたサン友さんの好奇心がムクムクと(笑)
これ幸いと私達四人も後についていくことに。
(こんな面白そうな道があれば、それは行ってみたくなります。)
脇道を入ると、これはまたまた面白い木々があちらこちらに。
木の根元がとても気になる。
久し振りのお山は短時間と言えどもやはり至福な時間で、そんな至福な空間を私一人が鼻息荒く歩いていると、後方を歩いていたサン友Sさんがおもむろに木の幹に何かを挿して写真撮影。
ハート型の葉っぱ。
風を呼べるという彼女。
山中を歩いているといきなりの突風。
そしてその風と共に手元に舞い降りてきたのはこちらのハート型の葉っぱ。
『来てくれてありがとう❤』とみました(^^)
このあとも風は強くなる一方で、甲山を下りて境内に戻るや否やこの旗のはためき具合(笑)
ここ数年でずいぶんと色々な事に驚かなくなりましたが、それでもこうして普通ではちょっと経験できないことを目の当たりにすると、目に見えていることなんてほんのわずかで、それだけが全てではないことを改めて思い知らされます。
行きには分からなかった淳和天皇勅願所の石碑の裏手。
高槻市の方から寄付されたもののようです。
表だけを見ているともちろん裏は見えず、向きを変えて視点を変えて初めて全体像が見え、当たり前のことですがそんなことが実体験を通してストンと肚に落ちます。
さて、程よい疲れと共に自宅に帰ってふと目にした方のブログ。
日本三大如意輪観音の記述。
いやいやどうしてこうもドンピシャでやってくるのかと。
今年は観心寺さんの如意輪観音の秘仏開帳に参拝出来ませんでしたが、来年こそは是非。
気付けば5月もあっという間に終わりを告げようとしており、ここ最近以前に比べて随分と参拝と程遠い生活をしておりますが、そんな中先程、別のサン友さんと6月の参拝予定が決まったばかり。
どこへ参拝に行くのか何も決まってはいませんが、どこかに決まっているから参拝予定が立ったのでしょうね。
昨日、息子が体験入学したチームの監督との話しの中で、
『イメージすることが大事。イメージして初めて身体が動く。
どんな風になりたいか、まずは自分でイメージすることが一番大事。』
と言われました。
先程参拝が決まったばかりのサン友さんと先日偶然出会い、頭に浮かんだのは三人で参拝をしている姿。
想像すること。
創造すること。
そのことによって、形となること。
自分のなりたい姿を常に想像して、より良い自分の人生を創造することは絵空事ではないような気がします。
(足を引っ張られることもありますが(笑))