久し振りの参拝。
今回の参拝はご夫婦のサン友さんと一緒に出雲大神宮へ。
鳥居の中央に見えるは茅の輪くぐり。
6月30日は半年間の心身の大掃除。
罪や穢れを祓い清める夏越の大祓。
紫陽花を見るたびに思い出すのが、以前の職場で紫陽花が好きな私に『紫陽花の花言葉は移り気。』と意味深な顔で立ち去った同僚の顔・・・。
私は頑固なだけあって、意外と一途なんですけどね(笑)
そんなことを毎年思い出しながら、さてこちらは今回参拝をご一緒したサン友さんご夫妻。
いつも二人の会話が面白く、どういった経緯で参拝をご一緒することになったのかは今となっては定かではありませんが、ありがたいご縁です。
【舟岩】
今まで何度か出雲大神宮さんには参拝させて頂いていますが、今回とても気になった舟岩。
石と木。
石は舟。
意識を運ぶ船。
なんだかタイムマシンのようです。
さて境内を見やると、それはそれは興味をそそる木ばかり。
ここからは奥宮登拝です。
奥宮には国常立尊がお祀りされています。
いやはや前回も感じましたが、この一帯は異次元。
この日は平日でしたが、それでも朝から境内にはまばらながらも参拝される方がおられ、それはここ奥宮も例外ではなく。
それは、出雲大神宮を取り巻く水の気配、森の気配に心地良さを感じられるからではないのかと。
現にご一緒したご夫婦は、別々に私に『ここ(出雲大神宮)は日向大神宮と同じ感じがする。』とおっしゃっていました。
いや、それ以前に、『なぜ個々に私に報告を?』というのはさておき(笑)
太古日本の記憶は私にはありませんが、出雲大神宮に参拝させていただくたびに感じるのは太古日本の森の姿。
木々が力強く、その木々が大地のエネルギーを吸い上げ、更には人々の住む里へと循環されている様はなんとも原始的で、神々しくもあります。
お山が参拝の対象となるというのは、参拝を重ねるにつれ心の底から感じるところで、お山は神様。
入山させて頂き、お山の恵みを頂く。
それは何も物質的なものばかりでなく、まさに心身の祓い清め。
以前のようになかなか参拝への時間が取れない状況ではありますが、ある方から『あなたは今お里の行をされているのですよ。』と言われ、参拝に行けなくとも目の前の実生活でこの数年参拝で得たものをアウトプットしている感じがします。
入れたら、出す。
(便秘にならないように(笑))
思考も物質も道理は一緒。
今夜のおやつは6/30といえばの水無月。
明日から始まる半年間の無病息災を願って。