さてお次は前回家族で訪れた際、2018年の地震の影響で立ち入り禁止となっていた闘鶏山神社へ。
私は再訪。息子は初めてで楽しみだそう。
闘鶏山神社の横に、前回は全く気付かなかった観音寺跡の案内板を見つけました。
平成27年に護摩堂が解体とあり、ほんの5年ほど前までには現存していたようです。
階段を上がってみると、こちらの石碑が無ければお寺があったとは思えないくらいに何もなく、
公園にしか見えません。
唯一、このように石が一か所に置いてあり、何かがあったのだろうなと思うにとどまる程度です。
奥にお堂がありました。
中にはお地蔵様が二体と、位牌(というのでしょうか)が安置されていました。
裏手には観音寺の歴代の和尚さんだと思うのですが、墓所のような感じがしました。
お堂の右手にもこのようにズラリと。
こちらの石碑は先程、白山神社で見つけた道祖神と同じタイプだと思います。
男女仲良く並んでいるように見えます。
そして、私がこの一帯で一番心を惹かれたのがこちらのお地蔵さん。
この合わせた手と言い、こじんまりとした感じと言い、何とも言えない可愛らしい感じがしました。
このお地蔵さんに会いにまたふらりとここに立ち寄りたいくらいです。
さてさて、思わぬ道草で随分と満足してしまいましたが闘鶏山神社へ。
こちらの参道、やはりいつ着ても天空に繋がるようでワクワクします。
上った先は名神高速道路の真上。
こんもりと見える緑のお山は岡本山古墳。その麓に白山神社。
岡本山古墳を拝むような形で白山神社は建てられたのではなかろうか、とふとそんなことが頭をよぎりました。
この左右のフェンスが無ければとても良い景色ですが、このフェンスが無ければ万が一の場合は名神高速道路へ真っ逆さま。
安全第一です。
立派なお社です。
キリっとしています。
扁額まで凛々しい感じ。
こちらの神紋、以前は気になりませんでしたが、今回少し気になりました。
三本の杉の木で『三杉』となるようです。
【出典元】杉紋 (すぎ)
三杉を誤って三本杉で調べていると、京都は鞍馬山の更に奥、白鷹竜王が宿るとされている三本杉のご神木の存在を知りました。
白鷹竜王も三本杉も初めて聞きますが、気になります。
いずれ行かねばなりません。
さて、場面は闘鶏山神社に戻りまして、ご神紋のあるお賽銭箱。
セメントで固められており、なんだか悲しい現実ですが仕方ないのでしょうね。
拝殿右手に稲荷社。
前回同様、裏手に回ってみました。
前回のブログ記事で、本殿の裏手がどうなっていたのか確認しようと見て見たところ、ビックリ仰天!
ちょうど一年前の5月28日。
別の場所にある白山神社(霊仙寺町)と闘鶏山神社へお参りに行っていました(笑)
白山神社の場所は違えども、全く同じ名前の神社に同じ日にお参りに行っていたなんて、何て面白いシンクロ。
意味もなく楽しいです。
そして、やはり前回もこの狛犬さん達は本殿裏にいたことが分かりました。
めっちゃ楽しそうに話しをしているように見えるのです。
息子も私と同じような事を言っており、やはり親子。
帰り際、闘鶏山神社の鳥居側に井戸のようなものを見つけました。
闘鶏山神社の入り口は住宅街の中にありますが、その住宅街を走っているとどこからともなく勢いよく流れる水の音が聞こえてきます。
闘鶏山古墳のある闘鶏山から流れてくる山水でしょうか。
とても気持ちが良いです。
そして、こちらの神社も闘鶏山古墳を拝む形で建てられた神社なのではないかと。
白山神社 → 岡本山古墳
闘鶏山神社 → 闘鶏山古墳
ふとそんなことを感じました。
まだ、時間があります。
続きます。