シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪/守口市】地名に残る、素戔嗚尊と聖徳太子

とある日の朝。

自宅から大阪市内に向けて、往復50キロオーバーのサイクリングへ。

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淀川沿いに出ると、『こちらへどうぞ。』と教えてくれているかのような雲に出会い、『同じ方向へ行くのです。』と心の中で返事。

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この場所で少し休憩したのち、自転車を走らせていると目についた文字が『八雲小学校』
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更に、進んで信号待ちで立ち止まった場所が『太子橋』の標識。

雲はまだまだ先に進みます。
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『八雲小学校』『太子橋』となんだか謎かけを挑まれているような気分。

 

さて今回の目的は母、甥っ子、姪っ子の誕生日会。

目的地で美味しいランチをいただいて、シェフが『雪だるま!』だと言い張るどう見てもハロウィンのオバケにしか見えないラテアートを堪能して、帰りも淀川沿いをひた走ります。
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日没までには我が家に到着したいと気は焦るものの、焦りは禁物。
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結局、どっぷり日が暮れての帰宅となりましたが、お参りはしていないものの土地から感じるものがありました。

 

『八雲』と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、素戔嗚尊が詠んだ日本最古の和歌。

 

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

 (やくもたつ いづもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)

古事記』『日本書紀

 

【現代語訳】

何重にも重なりある雲が立ち上る ここ出雲に立ち上るのは八重垣のような雲だ。
妻と住む宮にも八重垣を作っているよ そう八重垣を。

 

八岐大蛇との戦いに勝った素戔嗚尊が、櫛名田姫と新居を構えた出雲で詠んだとされており、歌は詳しくありませんがそれでも素戔嗚尊の喜びの大きさをとても感じます。

 

往路の休憩に選んだ場所の近くに、八坂瓊神社があることが帰ってから分かりました。

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八坂神社の御祭神といえば、これまた素戔嗚尊です。

八坂瓊の『瓊』の漢字は瓊瓊杵尊からの一文字でしょうか。

瓊の単漢字での意味は、『たま』『に』と読み、美しい玉。また、玉のように美しいものとのこと。

 

更に面白いことに地図をよく見て見ると、少し離れた場所に八雲神社までありました。

 

さて、八雲小学校から進んだ先の太子橋。

太子橋から連想されるのは聖徳太子

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こちらも帰ってから地図を見て納得。

淀川を挟んだ先に『大宮内 聖徳太子社』

 

俄然面白くなってきました!

聖徳太子といえば、忘れてならないのが側近の『秦河勝の存在。

これまた調べてみると、秦河勝のお墓と伝えられている場所が同じく寝屋川の北部に存在します。

 

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所在地は漢字は違えども川勝町とあり、地図を更によく見てみると周りの地名は太秦

太秦といえば京都!

その京都の太秦には聖徳太子が信仰し、秦河勝が建てたとされる広隆寺があります。

 

聖徳太子の命日は11月22日。

寝屋川にある秦河勝の墓の所在地は川勝町2-22。

 

色々と符合するところが多く、京都太秦と離れた場所にある寝屋川太秦

更に、太子、八雲、素戔嗚尊

 

頭で考えられるのは所詮この程度。

これは是非、秦河勝の墓に行ってみなければなりません。

 

寝屋川市は今まで目的地へ行く際に通過するくらいでしたが、気になります。

2022年、ご縁があれば訪れる機会が多くなりそうな気がします。

 

 

 

 

【滋賀/大津市】佐久奈度神社で大石繋がり

どうしても年内にお参りに行きたいかった神社の一つ。

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滋賀県瀬田川沿いにある佐久奈度神社。
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一年の要の夏越しの大祓、そして大晦日で奏上される大祓祝詞に出てくる祓戸四神が勢揃いのお社です。
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ほぼ一年ぶりの再訪です。

shironpton.hatenablog.com

 

手水舎には自然に入ったと思われる紅葉。
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随分と紅葉が進んでおり、木の葉がない木が少し寒々しい感じがします。
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そんな中でも佐久奈度神社の狛犬さんは愛嬌たっぷり❤
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やってしまいました、こちらは逆光。

見えない(笑)
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朱塗りの色が鮮やかな拝殿。
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お参り後は会いたかった看板犬のクレちゃんにご挨拶。

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そんなクレちゃん、息子の眼前まで鼻をヒクヒクと興味津々(笑)
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クレちゃんに息子の相手はお任せして、来年度用に新しいお札を頂きました。

 

【去年のお札】【今年のお札】

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瀬織津比売神(せおりつひめ)】

もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流す

 

速開都比売神(はやあきつひめ)】

河口や海の底で待ち構えていてもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込む

 

気吹戸主神(いぶきどぬし)】

速開都比売神がもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して根の国・底の国に息吹を放つ

 

速佐須良比売神(はやさすらひめ)】

根の国・底の国に持ち込まれたもろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う

 

去年は瀬織津姫様のみのお札を頂きましたが、社務所の方にお話しを聞いて今年は四柱が一つになった佐久奈度大神のお札を頂きました。

 

四柱それぞれ単独のお札は、その神様の働きが際立ったお札になるようで、だからでしょうか、去年佐久奈度神社へお参りに行ってからというものの、毎週のお参りが日課になるような流れとなりました。

この一年を振り返ってみると、瀬織津姫様から『家族全員で祓い清めよ!』と後押ししていただいたような感じです。

 

『お参りに行かねばならない!』

『嫌であろうが是が非でも家族全員で!』

 

な、逼迫した感じは全くなく、それどころか家族で遊んでいる中に自然とお参りが組み込まれており、だから無理なく、それこそみんなで楽しんで行ったことが、結果として気付けば毎週のお参りという流れになっていたという感じです。

いやはやなんともありがたい(^^)

 

瀬田川沿いにある【橋守社】

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右上方の朱塗りのお社は佐久奈度神社です。

 

橋守社から見える瀬田川の景色。

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川の側に降りてみるものの、生き物を見つけることは出来ませんでしたが、
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息子が近くにお堂を発見しました。
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馬と七福神の誰かでしょうか?
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前回訪れた時は気付かなかったのですが、佐久奈度神社がある場所は大石という地名で、大石といえば大石内蔵助

大石家のルーツの土地になるのだそうです。

 

大石内蔵助といえば、京都市山科区にある大石神社。

shironpton.hatenablog.com

 

そして、大石内蔵助が大願成就を祈願したとされる山科神社。

shironpton.hatenablog.com

 

そして、その山科神社の奥の院とされているのが巨石の陰陽石がご神体の岩屋神社。

shironpton.hatenablog.com

 

岩屋神社と山科神社ともに裏のお山には磐座があります。

岩屋神社は陰陽石、山科神社は伏見稲荷大社の磐座です。

 

岩屋神社、山科神社は共に岩屋三社と呼ばれ呼ばれており、ただしもう一社は不明だそうです。

【出典元:【公式サイト】山科一之宮 岩屋神社 | 由緒

 

これはあくまでも私の勝手な推測ですが、

西に山科神社、東に岩屋神社とくれば、上の不明なお社は白石神社なのではなかろうかと。

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白石神社の御神体は奇しくも磐座。

shironpton.hatenablog.com

 

地図上で見る限り、山科神社、岩屋神社の上となる箇所に『石』と付いた神社でご神体が磐座となると、否が応でも岩屋三社の想像を掻き立てられます。

 

磐座のあるところには、空海さん、役行者、そして瀬織津姫の存在を色濃く感じます。

根拠はなく、あくまでも感じたままですが。

 

お参りに行く際は、なぜ向かっているのか根拠がないことの方が大半なのですが、こうやってあとから点と点が線になりつつあるのを感じるにつれ、無駄な事は何もなく、私には、そして家族には必要なお参りになっているような気がします。

【京都】白石神社で、太鼓の音にみかんのお土産

法厳寺から川沿いに白石神社まで下りてきました。

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前回、牛尾山の八大龍王社を訪れていた際、とても気になっていた神社です。

【京都】八大龍王社と巨岩 - シロンプトンでパンとお参りと

 

白石神社の近くに水車があるのですが、(側に音和そばというお店があるので、以前は今も?蕎麦の実を挽いているのでしょうか?)
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その水路に置いてある三猿がとてもユニーク。
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見ざる、聞かざる、言わざるなはずなのに、

 

 ・指の隙間からちょっと見てる

 ・耳を抑えた手は片方だけで、やっぱり話が聞きたい

 ・言わざるは我慢して口を押さえてはいるものの、足元が我慢出来なさそうな様相

 

人間の本性が表れているようで面白い(笑)

 

さて、お目当ての白石神社へやって来ました。
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白石神社の御神体は、幅6メートル、高さ4メートル、奥行き3メートルの巨石です。
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参道から右手に見える鉄塔は先程まで居た、琵琶湖を望んだ場所。
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参道を進みます。
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【御祭神】伊弉諾命、伊弉冉命
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鳥居をくぐる前から聞こえてきた太鼓の音に誘われるように、鎮守の森へ。
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階段を上がった先には人だかり。

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その手前、巨石を拝見しに来たはずが、立派な木に先に出会いました。
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堂々たる立ち姿。
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間違いなくご神木の杉の木。
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天狗杉の大杉坊が立ち寄られる場所だとしても何の不思議もありません。
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【拝殿手前の由緒書き】
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狛犬さんと後方に手水舎
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こちらの狛犬さんも尾っぽをあげた同じポーズ。
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拝殿から沢山の地元の方と思われる方が下りて来られ、入れ替わりに拝殿へとお邪魔させて頂きました。
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何てたくさんのお供え物!
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左手には太鼓が置かれており、先程聞こえてきた太鼓の音の正体はこちらかと。

 

お社左手の狛犬さん

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そしてお社右手にご神体の磐座。
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磐座の足元には水路があり、上方から水が流れてきています。

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水源はお社の後ろにあるお山からのようです。
(娘がどうしても入りたがる(笑))
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そうこうしているうちに、祝詞と共に煙が上がり護摩焚きが始まりました。
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炎が上がり、煙に包まれる境内は何とも幻想的な雰囲気です。
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気になっていた磐座が拝見でき、更に思わぬところで御神事も拝見することができ、娘と二人境内を後にしようとしたところ、法被を着ている方から『どうぞ。』とみかんを頂いてしまいました。

地元のお祭りに突如入らさせてもらったような形になってしまった為、地元民ではない旨遠慮したのですが(どうみても登山な恰好ですので見ただけで分かりますが(笑))、『お参りして下さったので。』とのこと。

ホクホクした気持ちで、ありがたく頂いてきました(^^)

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鳥居内と外では雰囲気が一変します。
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3つのシンクロに従って、牛尾山法厳寺とその裾野の白石神社へのお参りとなりましたが、終始とても歓迎されているような感じがしました。

 

以前の私であれば、そんな恐れ多いこと、そんなうぬぼれ・・・。などとよく言えば謙虚?悪く言えば自己否定の塊でしたが、なんでしょうか、そのまま受け取ってしまえば『よう来たな。』と言われているような、そして相手が神様であれ、人であれ『よう来たな。』と言われれば嬉しいものです(^^)

 

自分の感じたことが自分の全てであり、その全ては自分がどう見るかによっていかようにも変わり得ること。
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あまり難しく考えず(私は左脳バリバリの論理的思考の塊です(笑))、

 

 ・感じたことをそのままに信じて行動する

 ・思い違い、失敗を恐れずに全ては自分の責任

 ・目に見えないことを恐れずに


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頂いたみかんは我が家の神棚もどきにお供えしました。
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白石神社へお参りに行った私と娘とは珍しく別行動の車で待機していた(寝ていたともいう(笑))主人と息子。

それでも気付けば人数分のみかんを頂くことが出来ました。

喧嘩しないようにとのことでしょうか(笑)

 

いよいよ12月に入り、今年も残すところあとわずか。

今年はありがたいことに毎週のようにお参りに行くことができ、このような流れになったことは私の一存、私の我儘ともいえる強引さだけでは無しえなかったこと。

 

我を通さずとも必要であればその流れに乗れること。

人や物事を、自分の思うがままにコントロールしようとしない。

 

ひとっ飛びに聖人君子になれるわけでも、人格者になれるわけでもありませんが、今出来ることを淡々と、一つづつ。

 

以前より自分を信じることが出来るようになったお参りとなりました。

 

【京都】牛尾山法厳寺で木彫りの龍に出会う

さて、そろそろお昼ごはんの時間。

境内に音羽山登山口の標識を見つけ、せっかくお昼ご飯を食べるのであればと山中に入ってみることにしました。
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山道に入って早々喧嘩をして項を垂れるお二方。
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漫画みたい(笑)

 

前回歩いた八大龍王ハイキングコースと違って、標識も見えやすく足元もしっかり道があるので迷わず歩くことが出来ます。
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八大龍王ハイキングコースでは人とすれ違うことは全くありませんでしたが、こちらの登山道は多くはないもののそれでも何人かの人とすれ違いました。
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30分ほど歩くと、分岐に差し掛かりました。
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明るい日差しを求めて山頂を目指します。
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歩いたご褒美は、右手に琵琶湖が見えるこの景色。
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山科区を挟んで右手に滋賀県

このまま尾根沿いを歩いていくと、滋賀県に出てしまうようで帰りが少し厄介です。

見た道を戻ることに。

 

法厳寺の参道、行きの階段とは別の帰りの舗装道路沿いに面白い石がありました。

 

【天狗の足跡】
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境内のお堂にお祀りされている大杉坊権現といい、その裏手にある天狗杉といい、牛尾山は山の神様の天狗ととてもご縁のあるお山のようです。

 

参道の上りの際には全体像が撮れなかった黒門手前の木彫りの龍。
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下山時、行き(階段)とは別の舗装道路を通ったのが功を奏しました。

全体像が上手く撮れました。

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こちらの龍、そして黒門前の木燈籠を彫られたのはチェーンソー彫刻家の城戸ケイジさんだと思われます。

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そもそも、城戸ケイジさんを知ったのは、偶然拝見することになった中今〇之丞さん(id:nakaimamarunosuke)のブログの別記事がきっかけです。

www.nakaimamarunosuke.com

 

木彫りの龍の像は、法厳寺の護摩堂に奉納されているようで、

(六つの道場の掲示があったこちらの建物です。)

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当日は寺務所に人の気配がありませんでしたので、拝見できるのかどうかは分かりませんでした。

 

中今〇之丞さんのブログを拝見したことも、今回法厳寺にお参りに行くきっかけとなったシンクロの一つで、もう一つはブログを拝見する前日、夢に出てきた同じく牛尾山にお祀りされている八大龍王社。

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前回訪れた際、八大龍王社のお社が見えるある一帯からお社までずっとブンブンと蜂のような羽音がそばで聞こえていました。

下山時も同様、一緒に付いてきているのか『ブンブン、ハチが飛ぶ~』のような感じ(笑)

ただ登りと同様、ある一帯に来ると羽音が聞こえなくなりました。

 

それ以来、八大龍王社の虫の羽音がとても気になっていたのですが、この羽音の正体は夢で見た内容だと八大龍王社のお遣いだとのこと。

 

八大龍王社=八=ハチ=蜂?

 

で目が覚めたものの、本当のような嘘のような。

まぁ、どちらでも良いのですが(笑)

 

中今〇之丞さんのブログ、夢、更に続く牛尾山へのシンクロに再び牛尾山へ行く運びとなりました。 

こんなことを信じて行動することも、『たまたま、偶然』だと思い行動しないことも自分次第。

 

こちらは天狗杉に負けず劣らずな黒門近くの大木。
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息子と比較するまでもなく、大木です。

 

さてお次は少し歩きますが、もう一箇所気になっていた場所へお参りです。

 

つづきます。

【京都】牛尾山法厳寺で識・空・風・火・水・地の道場とご神木

さて、息子の後について境内を散策です。

早速目についたのがこちらの掲示

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標識のある護摩堂は【三 火の道場】

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日常生活で作り出した業や煩悩を護摩木に託して、沸の知恵の火で全てを焼き尽くして清浄にする道場です。

修験道の開祖、役行者尊がお悟りになりました箕面山の瀧窟を観想し、六大理観に入り、行者尊として修法して頂けるようになっております。

 

箕面山の瀧窟といえば、箕面の瀧。

そして、その滝で役行者が修行され、弁財天の導きを受けて弁財天の像を作成、祭祀された場所が龍安寺

その龍安寺には日本最初にして、最古の弁財天様がお祀りされています

当時の記録を探ろうと過去のブログを調べていたところ、ちょうど一年程前に龍安寺を訪れていました。(2日違いでビックリ!)

【大阪】箕面の滝で龍安寺 - シロンプトンでパンとお参りと

 

次に、奥に見える鳥居は

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【四 風の道場】

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火が風を呼び、風に乗って天龍王神に降臨いただく道場です。

地・水・火・風の四大が崩れますと死に至り、清浄になれば新沸の世界に至れます。

金生水の地龍王神と天龍王神の加護により五感を呼び覚ました清浄な身心になって頂けます。

 

【天龍王神】

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案内板によると、龍王神と地龍王神のご加護とあり帰ってから気付きました。

金生水の側にあった地龍王神の石碑。

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案内板を見落としていたのかもしれませんが、こちらが【一 地の道場】にあたるかと思います。

 

さて、天龍王神手前の狛犬さんの背後、左手を見ると何やら気になる雰囲気。

水路に飛び石があり、これは行かないわけにはいきません。

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突き当りには滝場がありました。

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【二 水の道場】

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自然の恵みによって大地より水を頂きます。

水は生命を保つ根源であり、尊い水で身心を洗い清める道場です。

十八界を清浄にする為、十八尺の高さから落ちておりますので、五沸の三摩地に住して五智如来の加護を頂いて下さい。

 

下記、十八界、三摩地、五智如来についての覚書。

 

<十八界とは?>

18の知覚認識の要素。

六根、六境、六識の後に「界」の字を付ける。「界」とは、種族、種類のこと。

 

<六根>眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、身(触覚)、意(知覚)

<六境>色(視覚)、声(聴覚)、香(嗅覚)、味(味覚)、触(触覚)、法(知覚)

<六識>眼識(視覚)、耳識(聴覚)、鼻識(嗅覚)、舌識(味覚)、身識(触覚)、意識(知覚)

 

 

<三摩地とは?>

心をひとつの対象に集中し心の散乱がないという精神の作用や、そのようにすることや、定まっているその状態を指す。

また、一般に心を散乱させないようにする修行、及びそれによってもたらされた特殊な精神状態をも総称して定という。

samādhiの音写が三昧(さんまい)であり、三摩地とも書かれた。

【出典元:定 - Wikipedia

 

 

五智如来とは?>

五大如来ともいい、密教5つの知恵(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を5体の如来にあてはめたもの

金剛界五仏のことである。

作例としては、東寺(教王護国寺)講堂、京都・安祥寺の像が著名である。

大日如来(だいにちにょらい)(中心)
・阿閦如来(あしゅくにょらい「閦」は門の中に人が3つの众)(東方)
宝生如来(ほうしょうにょらい)(南方)
観自在王如来(あみだにょらい,阿弥陀如来)(西方)
不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)(北方)

 

【出典元:五智如来 - Wikipedia

 

身も心も水で洗い清め、迷いのない心へと修行する場ですね。

中には入れませんので、外から見える範囲で十八尺の高さの滝と思われる箇所を撮影。

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戻ります。

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その滝場の水路の終着点と思われる箇所に大弁財天の石碑と共に池がありました。

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池があると覗き込む男子チーム。

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あまり期待をしていなかったのですが覗いてビックリ!

池の底まで見渡せるとても澄んだ水。

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金魚もお魚も泳いでいました。

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その右手に鐘楼のある

【五 空の道場】

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梵鐘は大日如来の心を表しており、その音は法身の説法と言われています。

三界六道に苦を受けている衆生の迷?を覚まさせてくれますので、多くの迷いや煩悩を鐘の音と共に消滅させて下さい。

軽く一打して、目を閉じ、音の消えるまで合掌して下さい。

 

<三界六道とは?>

三界は凡夫が生死流転する迷いの世界を三つ(欲界・色界・無色界)に分けたもの。

六道は十界の中の地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六界をさし、これらは衆生輪廻の道途であるので六道という

共に煩悩や欲望に支配された迷いと苦悩の世界をいう。

【出典元:三界六道

 

 

奥に進むと道場最後の

【六 識の道場】

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読めません・・・(^^;

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さて、道場エリアを後に本堂手前に戻って来ました。

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掲示板文中には、そうそうたるお名前

各宗派の修験僧の道場として栄え、弘法大師、理源大師、仁海僧正、智証大師・・・。

 

理源大師で思い出すのは、大阪府豊能郡の行者山の理源大師座像。

空海実弟真雅の入室弟子であり、修験道の中興の祖であり、醍醐寺を開かれたお方。

【大阪】行者山、行場巡り その2 - シロンプトンでパンとお参りと

 

 

智証大師は、空海さんの甥役行者を慕い修験道の発展に寄与。

滋賀県大津市三井寺を賜り、黄不動尊を会得。

【滋賀】園城寺三井寺 其の一 - シロンプトンでパンとお参りと

 

 

仁海僧正だけが分かりません。

調べてみました。

高野山の雅真(がしん)に師事して得度し、その後石山寺元杲(がんごう)に灌頂を受けた。

弘法大師空海)より8代目の弟子にあたる。991年(正暦2年)山科小野に牛皮山曼荼羅寺(後の随心院)を建立し、小野流を開いた。

1018年(寛仁2年)祈雨法を修して霊験を現したことにより権律師に任じられた。宮中の帰依を受け、神泉苑(京都御池大宮西)に請雨の法(祈雨法)を修すること9回、その度に霊験があり雨が降ったので、雨僧正とも呼ばれた。

その名声は中国の宋まで伝わった。この間、東大寺別当・東寺長者法務を歴任し僧正に至った。晩年には輦車の宣旨を賜っている。

【出典元:仁海 - Wikipedia

 

理源大師、仁海僧正、智証大師共に、空海さんの影響を受けていない方は全くおらず、

改めて空海さんの存在の大きさを感じます。


さて、参道から見えていた天狗杉の前には【大杉堂】があり、
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大杉坊大権現(火を司る男性神八大龍王(水を司る女性神がお祀りされているようです。

火(か)と水(み)で神(かみ)ですね。

大杉坊大権現の大杉坊は天狗のお名前だそうです。

 

お堂の右手から背後に回りこめる階段があったので下りてみることに。

 

大杉上部
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大杉中部
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大杉下部
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下から見上げてみるとご覧の通りの大きさ。
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圧巻!

 

もちろん正面から撮った幹回りも素晴らしく。
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ただただ圧倒されっぱなしのご神木。

イメージは『柔らか~』というより『強い!』の一言に尽きます。

 

さて、境内のお参りも終わり、お次はお山に入ります。

つづきます。

【京都】牛尾山法厳寺のお水

色々と面白いシンクロが重なり、私の中で何となく感じている

『シンクロ3つで迷わず実行!』に従って、2週間ぶりの牛尾山です。

 

前回と同じ場所(横石橋手前の空き地)に車を停め、今回は牛尾山観音(牛尾山法厳寺)を目指して上部へ向かいます。

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牛尾山は清らかなお水の宝庫。

こちらは取水場のようですが、現在使用されているのかどうかは分かりません。

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文字がぼやけて見えませんが、名前の付いた滝が点在しています。
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個人的にちょっと気になった箇所。
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岩が隆起しているかのよう。

 

こちらの木も気になりました。
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さて、アスファルト道の終点。桜の馬場付近にやって来ました。
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橋を見ると渡りたくなるようですが、まぁ面白いくらいにへっぴり腰で橋を渡ります(笑)
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その反対側には、シンクロが続いた牛尾観音さんへの参道が見えてきました。
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【黒門】
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詳細は分かりませんが以前の黒門は流失されたようで(台風?)、令和2年3月17日に設置されたようです。

 

左手にある石灯篭ならぬ木燈籠。
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さて、ひとまずは目の前の途切れることのなさそうな階段を上ります。
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階段もあと少しな場所で、左手に見えてきたのが樹齢800年にもなる天狗杉。
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境内の掲示物で分かったことですが、この天狗杉にはムササビの親子が棲んでいるそうです。

 

【手水舎】
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【本堂】御本尊:十一面千手千眼観世音菩薩(伝天智天皇勅作)
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石灯篭に鳥の置物。
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ここ最近、鬼滅の刃めいている私は、鳥=雀?=善逸で少し楽しい(笑)

 

お世辞にも綺麗どころか、少し裏寂れている境内ですが本堂右手の赤い前掛けをしたお地蔵様が少し気になりしゃがんでお参り。
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ふと顔を上げると右手に鳥居。

 

気になったことは何でも迷わず自分を信じて行動することが大事だと、教えて頂いたような気がします。

 

『気のせい』

『そんな訳はない』

『偶然』

 

で、自分で自分を裏切らないようにここ最近、特に気をつけています。

一つ一つ自分の何か気になるに付き合うにつれ、自身への信頼度が増していっているような気がします。
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お堂の裏手から霊水『金生水』が湧き出ているようで、ありがたく頂きました。
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右手にこじんまりとしたお社

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その後ろ手にある目を見張るような根の木の元に黒泥窟の標識。

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見える範囲で散策してみましたが、穴のようなものはなく洞窟があるわけではなさそうです。

 

さて、その木の根元のお社。

正面からお参りすると気付かない場所に、布袋さんと思しき像を息子が発見。
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その右手には、新旧混在しているであろうと思われる石仏がズラリと並んでおり、凹凸の消えかかっているものは相当古く感じられ、それでも左右に形が見て取れることから道祖神かと。

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お参りが済んでふと左手を見やると娘が金生水の場所で手を合わせており、良きものが見れました。
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さて思わぬところでご神水を頂くことが出来て、とてもありがたいお参りのスタート。

 

次は息子に言われるままに境内を散策します。

つづきます。

【京都/八幡市】春日神社で相槌神社の御朱印と、刃と刀

ここ最近毎度のサイクリングの出発地点。

京都は八幡市にあるさくら出会い館。

木津川御幸橋から木津川を望む。

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今日はいつもの自転車のお供のおにぎりがありません。

お昼ご飯を求めてスイスイと。

 

着いた先は、パン屋(リーブル)さんよりも目が釘付けになった、

鬼滅の刃版!とびだし坊や』のプレート

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パンを購入して店外で鬼滅の刃のプレートを撮影していると、店内から店主さんが出てきて下さって色々お話し。

 

この飛び出し坊やのプレートは以前まとめて注文していたそうで、最後のプレートで鬼滅の刃を作成されたそう。

他にも沢山描かれてきたそうで、お店の横には色とりどりのプレートがありました。

以前は飛び出し坊やがここまで人気ではなかった為、プレートも比較的手に入りやすい価格で購入出来たそうですが、今は人気と共に値段もうなぎのぼりで、気軽に購入できる価格ではなくなったのだそう(^^;

 

そういえば、滋賀県でお参りに行った雄琴神社の近くにあった『おごと温泉 観光公園』にも飛び太君のグッズが売ってあり、実際飛び太君も設置されていました(^^)

shironpton.hatenablog.com

 

ここ最近ご無沙汰気味な滋賀県に思いを馳せながら、お昼ご飯を買ってさてどこで食べようかとGoogleマップと相談。

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地図中央のリーブルがパン屋さん。

そこから東へ22号線沿いに春日神の文字。

そして反対側の上方、平谷と書かれた地名側のポイント地点が相槌神社

 

春日神社といえば、この間お参りした相槌神社のご朱印を頂ける場所だった記憶が。。。

【京都】相槌神社と天下五剣、山ノ井戸 - シロンプトンでパンとお参りと

 

自転車で5分もかからなさそうなので、行ってみることに。
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春日神社】
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御前にはお供え物が沢山あります。

 

お社の前に小振りながらも元気な木が左右に。

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右手にある小さい祠は小さくても存在感抜群な天満宮

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天満宮から振り返った境内
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お世辞にも広い境内とは言えませんが、ビックリしたことに境内の外からでも分かるほどに人が集まっていました。

その理由はのちに判明します。

 

さて、境内社

 

塞の神

御祭神:豊宇気大神、諏訪大神
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【瘡守の神】

御祭神:豊宇気大神
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【稲荷の神】

御祭神:宇迦之御魂神
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さて、失礼ながらも小さいお社のわりに人だかり。

何の行列かと社務所の方に尋ねると、ご朱印を待つ人の列とのこと。
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11/21、22の「京都 やわたの紅葉満喫 秋の文化財一斉公開」に合わせて特別御朱印の授与があり、更にはコロナ対策で完全入れ替え制で対応される為、時間がかかるようです。

 

更にもう一つの要因は、見てビックリな御朱印の種類がとても多いこと。

今回私は今年度の御朱印を頂きましたが、前年度版、更には秋の特別御朱印版が『髪切』『膝丸』の2タイプづつあるのです。

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当初は紫の和紙の名刀『髪切』のみの購入の予定でしたが、緑の和紙が『膝丸』と分かった途端、『そりゃ名刀2本はセットにせなあかんやろ。』と2枚。

更に、春日神社にお参りに来たのであれば春日神社のご朱印もとのことで3枚(笑)

 

そして、こちらの春日神社の御朱印

よく見ると藤の紋様が押されています。

下り藤という春日神社の社紋だそうで、こちらの春日神社は奈良県春日大社から直接御霊分けされたので社紋である下り藤を御朱印に入れているのだそうです。

 

藤の花は藤原氏ですね。

そして、こちらの下り藤の社紋が鬼滅の刃の藤の花の紋と繋がるとのことで、ここ最近御朱印を求めて来られる方が多いと、横で社務所の方と話されている方のお話しを聞き耳を立てて聞いていました(笑)

 

さて書き置きの御朱印を頂いて、御朱印帳の残りのページを確認するとちょうどおしまい。

 

目に入った相槌神社の御朱印帳が素敵でこちらも購入しました。


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青と黒の2バージョンありましたが、私には珍しく黒を選びました。

 

地紋は紗綾型。

紋様に少し詳しくなったのは、着物文化検定で勉強したおかげ(笑)

 

そして、こちらのご朱印帳。

開けてビックリ!

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昔々はアニオタでしたが(オタク気質は相変わらずです(笑))、そんなアニオタ心をくすぐるような絵柄。

 

名刀『髪切』『膝丸』の両刀に、相槌神社の御祭神、宇迦之御魂大神

そして宇迦之御魂大神は稲荷神とくれば眷属の狐。

社務所で伺った話しでは、本来であれば社務所が開いているのは1日と15日の2日のみ。

 

いつもお昼ご飯に食べるおにぎりが今日に限ってなく、

 

Googleマップでなんとなく目についたパン屋さんに向かい、

 

⇒そこで鬼滅の刃版、飛び出し坊やのプレートに出会う。

 

⇒近くに春日神社があることが分かり行ってみると、

 

⇒相槌神社の社務所と兼任されていることが分かり、

 

⇒更には1日と15日にしか開いていない社務所が21日にも関わらず、秋の文化財一斉公開に合わせてたまたま開いていた。

 

たまたまが沢山重なった先の嬉しい出会い。

こんなにもたまたまが続き、偶然と呼べるのかどうか。

偶然のようで偶然ではなく、偶然を装った必然。

 

鬼滅の刃と相槌神社の名刀『髪切』『膝丸』の刀。

 

なんとなく呼んでいただいたような、とてもありがたいお参りとなりました(^^)